【職種】裁判所事務官が明かす仕事の本音

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裁判所事務官の基本情報

仕事内容 裁判所の事務局の仕事に携わる
平均年齢※ 36.6歳
平均年収※ 300万円以上400万円未満
※あくまで、当サイトの投稿者の統計数値です。

みんなの平均満足度

総合平均 (36件) 2.9000 [2.9点]
給料 2.7000 [2.7点]
やりがい 2.1000 [2.1点]
労働時間の短さ 3.5000 [3.5点]
将来性 1.8000 [1.8点]
安定性 4.3000 [4.3点]

その他の法律に関わる仕事

裁判所事務官の仕事の本音一覧

全部で36件の投稿があります。(1~10件を表示)
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投稿者名 元事務官        投稿日時:2023/05/19 21:57:44
年齢・性別 33歳(女性)
年収 300万円以上400万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 2 [2点]
将来性 1 [1点]
安定性 4 [4点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 経験した主な部署
【民事立会】
 郵便物の処理やコピーとり、記録の運搬などが主な業務。書記官が書類作成などを行う「事務官」で、裁判所事務官は書記官の指示でルーチン作業を行う「雑用係」という感じだった。
【総務課人事係】
 給与事務や勤務管理事務、採用広報などを行った。伝統的な激務部署で、係長や課長補佐は平日は終電帰りで土日出勤は当たり前、日によっては帰れずビジホ泊りという状況。係長以上は全員独身又は奥さんが専業主婦で、裁判所で出世するには子育てに関わらないことが必須ということを見せつけられた部署だった。
この職業・職種のここが良い ・公務員であることくらい。ただ、他の公務員と比べた裁判所職員の優位点はなく、最近は採用試験合格者から就職先として選ばれないようです(大半の合格者は国家一般職や地方上級にも受かっているのでそちらに就職する)
・書記官になると書記官手当がつき、行政一般職より給与面で有利と言われていましたが、書記官手当の廃止か減額はほぼ既定路線だといわれていました(IT化でそもそも書記官という職種自体が不要になるのではとの話も聞きました)。
・以前は書記官から簡易裁判所判事になる道もありましたが、今は法曹資格を持つ裁判官の退職後の再就職先となっているため書記官から簡易裁判所判事になることはほぼ無理です。
この職業・職種のここが悪い 【育児や介護に配慮や理解がない】
 他の官庁や地方自治体では「10歳までの子を養育する職員の通勤時間は原則45分以内になるようにする」「要介護3以上の親族の介護を行う職員は、本人が希望すれば最寄りの勤務地の勤務とする」「家庭的事情に応じてリモートワークを積極的に利用する。」といった配慮があるようですが裁判所はこのような配慮は全くなく、乳児を保育園に預けている職員が片道2時間以上の通勤を強いられることもざらです(勤務希望地調査で育児を理由に勤務地への配慮を求めても「その事情を適切に検討した結果片道2時間の通勤は問題ないと判断された」と言われる。)。リモートワークに至っては、最近時代の流れに逆行して全面禁止となったようです。
 他の国家公務員と同様の育児・介護のための各種制度がありましたが、勤務時間を短くする育児時間制度を使っても仕事量は減らない(給与は減る)ので短い時間で同じ分量の仕事をしなければならかったり、介護休業を取る職員が出ても欠員補充はないといった状況で、少なくとも現場レベルでは育児・介護と業務の両立に役立つ運用はされていませんでした。
 また、男性の育児休業取得を組織として進めていましたが、1か月(国の統計?にカウントされる最短期間らしい)が通常で、代替人員はなし、引継等の準備は全て取得者が行うのが当然とされていました。そのため奥さんが臨月なのに残業続きとなった、引継準備が忙しくて出産に立ち会えなかったなどの話も聞きました。
 とにかく、管理職や人事担当者に子育て経験者がいない、制度を形式的かつ従前の人事運営に影響を与えないようにしか導入しない、制度利用で出た欠員負担は全て現場に丸投げという状況で、育児や介護に配慮や理解がある職場とは言えませんでした
【職場の雰囲気が非常に悪い】
 事件数の増加や問題当事者対応などでストレスがかかる上、病気休職者や育児時間等取得者の増加で人手が足らず、どの部署も雰囲気どんどんが悪くなっていました。
 仕事の押し付け合いは日常茶飯事でしたし、育児や介護で休みが多い職員や新採職員などへの厳しい対応(いじめレベルのひどいものも)も残念ながら見られました。ただ、個々の職員が特段悪い人というより、長時間通勤の負担や人手不足が現場で対応できるレベルを完全に超えており職場崩壊している状況だっというのが正直な感想です。
【問題当事者から職員を守るという意識がない】
 職員への暴言・暴力が頻発しているのに、組織として一般職を守るという意識も体制もありませんでした(裁判官への暴言等だと大騒ぎになる。)。対応は基本現場任せで、装備は誰も訓練を受けたことのない刺又が訟廷に1本だけ、暴力行為がない限り上司すら何もしません。また、問題当事者対応について上司に相談すると当事者対応ができない無能扱いされるため、ほどんどの職員はとにかく自分レベルで何とかしようとしていました。
【就職を考えている方へ】
・先輩や知人などのつてを使い現役職員から直接話を聞いてください。説明会とかではなく、個人的に疑問点や実情を聞いてください。私は入庁前にこれをしなかったことを本当に後悔しています。大変かもしれませんがあなたの一生に関わることなので是非おすすめします。
・裁判所はもともと、企画や政策立案部署がほとんどない、専門性等では国税専門官や検察庁(給与が高い上、税理士や副検事などになれる)に負ける、一般職なのに転勤が多い、支部が多く長距離通勤となりやすいなど学生に敬遠される要素を多く持っていました。公務員人気の陰りで合格者が就職してくれないためか、ワークライフバランスの充実を声高に「推進」していましたが、現場レベルでは根本的にズレているとしか言いようのない状況でした。
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投稿者名 しかるべく        投稿日時:2023/01/30 19:39:05
年齢・性別 25歳(女性)
年収 300万円未満
給料 1 [1点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 5 [5点]
将来性 1 [1点]
安定性 5 [5点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 誰でもできるクソ無駄な雑用by事件部事務官
この職業・職種のここが良い 公務員であるということ。それ以外無い。
この職業・職種のここが悪い 令和だというのに昭和的アナログ作業
ペーパーレスを推奨しているくせになんでも書面。
在宅ワークは絶対に出来ない。

システムが非常に使いづらくイライラする。
雑用しかしてなくて、自分が社会に貢献できている感じがしない。何を言っても若者の声は上には届かない。
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投稿者名 元サイジ        投稿日時:2022/11/16 22:11:10
年齢・性別 30歳(男性)
年収 300万円以上400万円未満
給料 2 [2点]
やりがい 2 [2点]
労働時間の短さ 3 [3点]
将来性 3 [3点]
安定性 4 [4点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 事務官として勤務していました。

部署は裁判部(刑事・民事・家事・少年)と事務局(総務・人事・会計)に別れます。

勤務したことのある部署についてのみ記述していきます。参考にしてください。

1.刑事部(公判部)
民事立会と併せて、新採ポストである印象。(私も新採で配置されました。)書記官の補助として、定型的な職務をやります。(送達・勾留更新等起案)
組んだ書記官が日々怒鳴り散らして(モノを投げられることも...)くるタイプで苦労した記憶。仕事は楽だが、ほぼ毎日の怒声が辛かった。

2.令状部
警察等捜査機関からの令状請求を受付・審査・令状発布を行う刑事部内のセクションです。捜査書類を見ることが出来るのは面白いですが、所詮裁判所は受け身なので起案して終わりです。何かに貢献することはありません。簡判なんかは、どうでもいいような文言の訂正指示を出してきて嫌になりました。こんな調子だったので、配置から半年程でモチベは低下して虚無感...枝葉末節に拘って本質的で無い訂正指示を伝達することに嫌気がさすこともあります。

3.少年部
少年部は少年事件(少年犯罪)の審理を担当する家裁の裁判部です。事件送致の受理等を行い、書記官を補助します。
特筆すべきは、身柄を拘束した少年を自分達で護送することです。手錠腰縄を使用する珍しいセクションです。


4.事務局会計課営繕係

民間業者との保守や工事契約・国有財産管理・宿舎管理・その他多様な事務を行います。事務は膨大なのに、人員は少数で長時間の残業が慢性化していました。それもあって雰囲気も悪く、常に責め立てられて、陰口も多いです。上司は助けてくれません。メンタルをやられて休職者が続発する始末。
事務局は休職する職員が裁判部より圧倒的に多い。


この職業・職種のここが良い 有給休暇の申請はしやすい。但し、繁忙部署では自分の首を締める。
この職業・職種のここが悪い 1.給与について
事務官は薄給。事務局の激務部署に投入されても俸給は変わらず。損しかない。あげくは休職に追い込まれる。まともなやつが損をする。出来ないやつはそもそも激務部署には投入されない。

2.職場環境について
事件部は書記官ガチャ。よっぽどの強運で無ければ基本はマトモな人にあたって、雰囲気も良い。

事務局は環境が悪い。人員に見合わない業務量。いきなり激務部署に素人を投入して、休職→また投入→休職の人間パイ投げ。消耗品(せめて備品にしてくれ)になる。
休職者が続発しても何も変わらない。
専門性が求められるのだからじっくり育成すべきなのに。
雰囲気も重く悪い。陰湿。陰口が多い。小さなミスを延々責め立てられる。それでも誰も助けてくれない。ただ1人苦しむだけ。
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参考になった人の数:24人中22人
投稿者名 なんとも        投稿日時:2022/11/14 22:16:45
年齢・性別 33歳(男性)
年収 400万円以上500万円未満
給料 2 [2点]
やりがい 2 [2点]
労働時間の短さ 3 [3点]
将来性 2 [2点]
安定性 4 [4点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 裁判分野と事務方に分かれる。裁判分野は窓口や庶務的な仕事を、事務方は総務人事会計的な仕事を行う。
この職業・職種のここが良い 安定している。よほどのことがなければ処分はない。
この職業・職種のここが悪い 上位下達。裁判分野なら裁判官の決定が絶対。事務方でも上位者の決定に従う。裁判官の最終決定に従うのは制度的に役割的に仕方ない面はあるが、事務方の場合は理不尽な方針も首を縦に振らざるを得ない。現場への皺寄せより、外への見え方、上司のメンツの問題が優先される。反論すると正論ぶった表現などで押し返される。事務方はそのほか求められる根回しや作法的な調整事務が多く、無駄に心を削られる。
縦割り行政。仕事を取っても今ひとつ評価に結びつかないからか、仕事の内容も根拠がないとできないという基盤もあるからか、縦割りで組織を跨ぐ仕事を避ける人間が多い。部署同士で間違いや説明不足を指摘し合っては仕事を押し付け合う。
ミスに厳しい。大抵はヒューマンエラーだが、その背景にある繁忙状況や人員不足を認めてない(としか思えない対応ばかり目につく。)。手作業が多く、デジタル的な自動チェック機能がない。いまだに人の目に頼っている。
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投稿者名 Kawasaki        投稿日時:2022/06/16 00:47:40
年齢・性別 58歳(男性)
年収 500万円以上600万円未満
給料 4 [4点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 2 [2点]
将来性 1 [1点]
安定性 4 [4点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 裁判部:どの部署でも当事者応対と書類作成が主たる業務。
事務局:人事、総務、会計があり、一般企業や他の公的機関と同じ。注意が必要なのは事務局で働く事務官には書記官資格を有する有資格事務官と、有しない専任事務官がおり、重要ポストや管理職はほとんど有資格事務官ポストとなっている(専任事務官も有資格事務官と同様に昇進できるのではなく、そもそも就けるポストが全く別扱いになっています。)。
この職業・職種のここが良い ・書記官に任官すれば一般行政職より給与が多少高い
この職業・職種のここが悪い 1 メンタルを病む職員が多い
 原因は困難対応当事者であることが大半(事務局だと長時間勤務の場合もある。)。裁判所の困難対応当事者は、自分の利害がダイレクトに関わっていたり、訴訟マニアだったたりするため、外部の方がクレーマー対応として想像するものより遥かに対応者の負担が大きい。さらに「受付担当事務官だから」「事件担当書記官だから」と現場の職員がひたすら対応することがほとんど。現場の管理職の対応は人によってまちまちだが、基本は見ている(後ろで状況を記録している)だけで対応自体は平職員任せのことが多い。
さらに、訴訟マニアにあたると職員自身が訴えられることもあるが、職務として対応してそれが原因で訴訟を起こされたのに「訴えられたのはあなた個人だから」として組織的援助は一切ない(裁判官や民事経験の長い書記官ならまだしも、新採の事務官が訴えられると本当に悲惨。)。
このような困難対応当事者は近時著しく増加しており、どの部署もその対応で労力と時間を費やしています。他人に不条理に罵しられたり、脅迫的言動を受けたりするのが嫌な人はこの職場に来ない方がよいと思います。
2 転勤に伴う転居や長距離通勤の負担が大きい
 2、3年に一度転勤があり、しかも転勤にについては「組織がその都合で決めるものである。」と言い切っています。そのため、家庭の都合などがあっても転居や長距離通勤させられる職員も多くいます(一応勤務地希望は聞かれますが、そもそも「組織がその都合で決める」という前提ですので…。)。
家庭との両立ができずに退職に追い込まれたり、育児時間を2時間とりながら片道1時間半の通勤をするような職員もいます。
3 本末転倒の超勤削減やワークライフバランス
 主に新採職員向けに「超勤が少ないホワイトな職場」「男性も皆育休をとるワークライフバランスの図れる職場」といいった対外アピールがなされています。
 問題なのはこれを対外アピールに使ったためなのか、組織内で超勤削減や育休取得を行うこと自体がその本来の目的と関係なく必須の数値目標となってきています。
超勤は手書きの申告書で管理職に事前申告しますが、幹部職員から超勤削減を言い渡されている(それで評価が決まる)ためか管理職は「この仕事は今日やる必要はあるのか」とか「この仕事を終わらすのに何で1時間も残業が必要なのか」といった「指導」を申請者に対してします(部署や管理職による差異はありますが、超勤申請自体をためらうような指導が入ることも見受けられます。)。その結果、多くの職員は「問題のない」数字しか超勤申請をしなくなります(それで仕事が減るわけではないので…あとは朝早く来て仕事をするとか…。)。正確な超勤申請を貫く職員もいますが、「他の職員は月に10時間程度しか(数字上の)超勤がないのに、○○だけは30時間も超勤がある。」という状態になるので、勤務評定は下がり、ボーナスも減ります。
育休についても、育休中は無給となるため(共済組合から手当金は出ますが、低額であり支給まで時間もかかるため若手職員などはカツカツになります。)育休自体を望まない職員もいます。また、1か月程度の育休だと代替職員もこないため現場の負担が大きく、それを気に病んでしまう職員もいます。
何より問題なのは、育児自体はその後何年間も続くのに、数字上のアピールにならないためか勤務地等の配慮はほとんどありません。
本来必要なのは、なぜ超勤の削減が必要なのか、なぜ育休取得等を通じて育児を行う職員を職場全体で支援する必要があるのか、を職場全体で理解し、その目的を達成するために必要な対応を継続的に行うことでしょう。そしてそれは、一部の数値を目標値に合わせることでは決してないはずです。
 
 
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投稿者名 ねこ        投稿日時:2022/04/25 18:50:53
年齢・性別 30歳(女性)
年収 400万円以上500万円未満
給料 1 [1点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 4 [4点]
将来性 1 [1点]
安定性 4 [4点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 誰でもできるゴミみたいな昭和的軽作業。
この職業・職種のここが良い 公務員であること
この職業・職種のここが悪い 子持ち女性を厚遇する組織。ジェンダー差別をなくすということを履き違えている。年々、女性が多くなってきているので、将来的に看護師のような人間関係最悪な職場になること必至。現状、男性がいても陰口がひどい職場(出世しても裁判官を超えることはないので、腰巾着で陰湿な男性も多い。)なのに、これ以上となると退職したくなる。最近はマナーの悪い新人や頭の悪い新人が増えていて、職員の質が下がっている。そんな職員が裁判官と働くので、裁判官のフラストレーションは凄まじいと思う。今までも裁判官によってはかなり厳しい人もいるので、これからはその傾向が強くなるのではと懸念される。なお、パワハラについては一部の幹部職員や裁判官にはきちんとした判断が下っているのか怪しいと思う点もある。
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参考になった人の数:52人中51人
投稿者名 ますまろ        投稿日時:2022/04/05 23:21:53
年齢・性別 25歳(男性)
年収 300万円以上400万円未満
給料 2 [2点]
やりがい 3 [3点]
労働時間の短さ 4 [4点]
将来性 2 [2点]
安定性 5 [5点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 裁判部・・・民事、刑事、家事を担当する各部署において書記官事務を補佐する。手続の案内、事件記録となる書類の整理、郵便物の作成発送など。

事務局・・・総務、人事、会計
この職業・職種のここが良い ・仕事は楽
 仕事自体は楽で単純な事務作業が多いように思う。とりあえずは指示されたことをやっていればよく、ゆるく働きたい人には向いていると思う。ただし法律・規則・通達・事務連絡などルールが厳格に定まっており、ミスには厳しいので、正しいやり方を覚えて、それを守る必要がある。不真面目な人は向いていない。事務において自分の裁量は少ないが、それを割り切ってその中でできるだけ工夫したり、素早く処理したり、積極的に専門性(法律実務や書記官事務)を学んだりすれば、人から頼られるし良い上司に当たれば評価もされるので、やりがいみたいなものは生まれると思う。

・休暇が取りやすい
 家裁と会計、管理職を除けば残業はほぼなく、休暇もすぐ取れる。「さっさと終わらせて、暇になったら休む」という働き方自体は悪くなかった。

・社会的に信用がある
 裁判所に勤めていると世間からの信用度が高い気はする(ローンやカード審査がすぐ通ったり、賃貸物件がすぐ借りられたりする)
この職業・職種のここが悪い ・給与が低い
 やってる仕事の楽さから考えるとこの給料でもしょうがない気はするが、やはり民間に比べれば格段に安い。向上心があり能力がある人ならば、よほど公に奉仕したい志でもない限りは民間企業に就職したほうがいいと思う。頑張っても頑張らなくても大して給与に違いは出ないからである。
・当事者対応がしんどい
 モンスタークレーマー気質のある当事者・利用者の対応に当たる場面もある。裁判所は公平中立を是としているため個別具体的な法律相談や身上相談には乗れないし、また法律に縛られているため融通が効かない対応をするしかないのだが、それをわかってくれない人がどうしようもないクレーマーと化す。
・将来性に不安
 事務官から書記官になるのが典型の出世コースではあるが、試験に合格して長期の研修を受ける必要があり、継続的に勉強するモチベーションがなければ万年事務官のままで給与が低い。
 書記官になっても、書記官自体が裁判官の補佐・下請け的な側面が強く裁量は低いままであるし、またデジタル化に伴って書記官という職種や裁判所の事務内容の将来性・存在意義がどうなっていくかは未知数であり、不安を感じざるを得ない。
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投稿者名 横浜の公務員        投稿日時:2021/12/11 11:02:54
年齢・性別 54歳(男性)
年収 500万円以上600万円未満
給料 4 [4点]
やりがい 4 [4点]
労働時間の短さ 4 [4点]
将来性 3 [3点]
安定性 5 [5点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 裁判官の補助
この職業・職種のここが良い 飲食店、タクシー、旅行業界と違ってコロナの影響全くなく生活は安定、不祥事さえ起こさなければ絶対首にならない。出世さえ目指さなければ、仕事さえ覚えたら惰性でも出来る。担当判事に嫌われたら仕事やりにくい。
この職業・職種のここが悪い ごく一部ではあるが間抜けな上司、同僚、部下がいるが、まあこういうのはどこの業界にもいるし気にしないよーにしてますね。裁判官になりたかったけど、試験落ちました
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投稿者名 ギエピー        投稿日時:2021/11/14 16:07:59
年齢・性別 27歳(男性)
年収 300万円以上400万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 3 [3点]
将来性 1 [1点]
安定性 3 [3点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 他の方の書いてある通り、事件部は裁判官補佐
事務局(一般会社の事務方と同じような部門)は会計人事総務など
この職業・職種のここが良い やることがきちっと決まってる
それ以上でもそれ以下でもない
この職業・職種のここが悪い 向上心のない人が多すぎる
例えば資格をとってスキルアップをしようとか、より良い職場に転職しようとか、一般企業に勤めているならば考えるだろうことが何一つない
今の仕事が安定してるからあぐらをかいて、日々与えられた仕事をして、安穏と過ごしてる人が99%だろう
そのくせ仕事に対するミスの非難は大きい
あと、部署によって残業時間の差が激しい
IT化が遅れに遅れているせいで、機械でパッとやれるだろというのも全く手をつけないのにも関わらず、人事は人手が足りないというばかり
人手よりやることがあるだろうと言いたくなる
やりがい搾取に近いんじゃないかと思う
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参考になった人の数:37人中35人
投稿者名 みなと        投稿日時:2021/10/04 20:36:18
年齢・性別 51歳(男性)
年収 500万円以上600万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 3 [3点]
将来性 1 [1点]
安定性 4 [4点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 裁判部は、日々マニュアル(法律、規則、通達を含む。)に従った同じ処理をする。うっかりミスやマニュアルと違う処理をすると、過誤として人事課から調査が入り、かなり厳しい叱責を受ける。
事務局は、裁判部のようなガチガチのマニュアルはなく、一定の裁量で処理はできるが、逆に言えば、上司のやりたい放題。上司の命令は絶対で、理不尽な叱責を浴びることも多い。また、上司は細かすぎるくらい細かい理屈をこねてダメ出しをする。部下はそれに従う以外選択肢はない。
この職業・職種のここが良い 景気に左右されず、安定していること。
休暇が比較的取りやすいこと。
この職業・職種のここが悪い 小さいミスでも過誤として厳しく叱責を受けて、メンタルを病む人も多い。
さらに、ミスを叱責しあう、仲間同士(部署対部署、係対係)で斬り合うような職場風土があり、その度にゲンナリする。
裁判の当事者はミス(過誤)を許してくれていても、上層部は許すことはない。
過誤があるたびに上層部がピリピリし、過誤のあった部署を叱責し、再発防止策を長時間かけて事細かく検討・報告させる。
中間管理職はミスを隠蔽したら叱責を受けるので、小さい過誤でも上層部に報告するようになる。そうなると、過誤の報告を受けた上層部はさらにピリピリするという悪循環。1番ひどいのは、この悪循環に気付かず、さらに厳しくしようと恐怖政治をしようとする上層部。
本来、裁判所を利用する人の方を向いて仕事をしないといけないのに、いったい何のために仕事をしているのか分からなくなることがしばしば。
職員のメンタルを軽視しているとしか思えない。
また、当直という名の令状処理業務が年に8回程度回ってくるが、休日や深夜に令状事務でバタバタしても、時給にしたら900円程度。
睡眠を取れずに、夜通し令状事務処理をしても、代休はなく、翌日も通常勤務になるので、32時間労働になることも珍しくない。
一般的な当直(建物管理、郵便受領)ではなく、ガッツリ日常業務と変わらない業務になることが多いため、裁判所の当直業務自体に労働基準法違反の疑いもある。
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将来性 ←ない 1点    2点    3点    4点    5点    ある→
安定性 ←ない 1点    2点    3点    4点    5点    ある→
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