サイバー犯罪対策に従事している。(警察官の本音)

職業 警察官
投稿者名 最バカ        投稿日時:2019/09/27 23:02:59
年齢 41歳
年収 500万円以上600万円未満
給料 1 [1点]
やりがい 2 [2点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 1 [1点]
安定性 3 [3点]
警察官に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 サイバー犯罪対策に従事している。
この職業のここが良い 良いところは少ない…。
不景気な時でも倒産を心配する必要がないのは良いところか。
あと、バカっぽい体育会系の気質になじめるかは別として、現場には真面目に頑張っている人がそれなりにいると思う。
…が、そのため余計に組織の風通しの悪さや一部上級幹部の横暴が目に付く。
この職業のここが悪い ・県によって、差はあるようだが給料が安い
世間の平均値より高いことは理解しているが、充分なキャリアを積んでいるITエンジニア(とくにセキュリティ系)を今の雇用情勢で雇える額ではないと思う。
時間外手当がほとんど出ず、サービス残業が大半であることを考えるとなおさら。

・プライバシーが皆無
他の人も書いているが、交際相手や家族関係等プライベートのあらゆる部分を調査される上、旅行・外泊・飲み会や合コンから車・家の購入に至るまで届出と許可が必要。
世間の常識とはかけ離れているが、これを当然と考えている人間が警視、警部といった上級幹部なので、改善される見込みは薄い。
警察学校で洗脳された新卒はいざ知らず、民間企業で何年も働いてきたような人間にこんな人事管理を強要すること自体無理がある。

・休みがない
これも散々書かれているが、休みがロクに取れない。
警察庁は「自己啓発のため、休みを取らせるように」と指示しているが、実際は業務量が多すぎて、勤務時間内に処理すること自体が不可能なため、休みを取るどころではない。
夏季休暇だけは警務部門が取得目標を設定してくるので、多少取りやすいが、結局は上級幹部の気分次第で何日取れるかが決まってくるし、休みの日でも携帯電話は容赦なく鳴らされる。

・上級幹部の理解が乏しい
部門にもよるだろうが、サイバー犯罪対策部門についてはそもそもITに関する充分な知識を有した上級幹部がほとんどおらず、捜査中の事件内容・流行している犯罪の手口や対策を説明しても、理解してもらえない。
また、警部・警視級の幹部は異動が頻繁なため、勉強する人であってもある程度の知識が身についた頃には居なくなってしまう。

・予算面の制約が大きい
サイバー犯罪捜査で利用するパソコン等の資機材については充分な予算が確保できているとは言えない。
また、対応事件数が増加し、かつ、捜査が広域にわたることが多いにもかかわらず、会計サイドからは出張費の削減を強く求められており、家宅捜索(いわゆるガサ入れ)についてもギリギリの人数で臨まざるを得ないケースが増えている。
被疑者逃走や捜索時の見落としに繋がりかねないことであるが、改善される見通しは無い。

・理不尽な人事がある
サイバー犯罪特別捜査官として、採用された人間でも時としてまったく無関係な部門に飛ばされるケースがある。
能力不足の場合は仕方ないとしても、実際は上級幹部の好き嫌いによるところが大きいように思う。
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