海上自衛隊は、分隊によって仕事内容が変わります。攻撃系、航海...(自衛官の本音)

職業 自衛官
投稿者名 海野守        投稿日時:2016/11/17 20:55:49
年齢 23歳
年収 300万円以上400万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 1 [1点]
安定性 2 [2点]
自衛官に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 海上自衛隊は、分隊によって仕事内容が変わります。攻撃系、航海・艦艇システム系、機関系、補給系になります。民間企業で言うところの、営業課、人事課、法務課、と言った大まかなものを想像してください。そこからさらに、科に分かれます。これは、営業の法人専門、法務の訴訟専門といった具合です。
あまり詳しくは書けませんが、それぞれが与えられた科の仕事をこなします(ちなみに科は、一度決まれば特殊な場合を除いて退職まで変更ことができません)。それに加えて、艦全体としての仕事もやらなければいけません。それは整備作業で、つなぎを着て艦のペンキを塗ったり、不良箇所を修理したりです。
次に艦艇勤務と陸上勤務によって、仕事の強度がかなり違います。艦艇勤務は、出港中に休みがありません。艦は24時間目的地に向けて動き続けるからです。移動中、睡眠と食事を除き訓練が入ります。さらに科の仕事もしなくてはいけないので、科を何チームかに分けて時間を決めてチームで仕事を行い、空いた時間は艦の整備となります。これが航海ずっと続きます。
陸上勤務は、ほとんどの人が想像する公務員です。
この職業のここが良い 艦艇勤務は乗組手当で五万近くもらえ、平日に代休が出たりする。
陸上勤務は普通の公務員。
この職業のここが悪い 23歳で総額27万月ですので、艦艇勤務は同年代に比べればかなり貰っているが、実労働時間を考えれば明らかに少ない。そして代休は消費できずに年度末を迎えるので休みがない。
上陸は義務ではなく権利。上陸とは外出のことです。仕事終わりや休みの外出も、日頃の勤務態度が物を言います。仕事ができない、覚えていないのに基地の外や艦の外に出ようとすると、ボロクソに言われます。さらには遅刻などを頻繁にすると上陸止めをかけられ、下宿を借りていても、『許可』が出るまで艦から出れません。もちろんその間の補助はありません。しかし下宿を借りていないと、土日だからと安易に艦に残っていると仕事をしろと言われます。
当直という制度があり、これに当たれば艦に泊まり込みで仕事をします。海士長で4日に一回当直です。土日当直に当たれば休みは1日になります。
この組織において暴言、暴力、パワハラは当たり前で、特に暴力とパワハラは、民間の尺度では認められません。本当の暴力、パワハラのすべてが「しつけ」「指導」という言葉であやふやにされてしまいます。
絶対にオススメしません。
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