多種多様な文書の翻訳を請け負っている。(翻訳家の本音)

職業 翻訳家
投稿者名 アゼル        投稿日時:2010/06/10 20:17:50
年齢 45歳
年収 300万円未満
給料 2 [2点]
やりがい 4 [4点]
労働時間の短さ 3 [3点]
将来性 3 [3点]
安定性 2 [2点]
翻訳家に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 多種多様な文書の翻訳を請け負っている。
この職業のここが良い ・対人関係のストレスが少ない。

・比較的、時間が自由になる。

・興味がある分野の仕事を請けられれば、仕事を通じて好きな勉強を続けられる。
この職業のここが悪い ・不安定な仕事だし、こうすれば安定するという確かな方策がない。そのため将来設計が作りにくいし、地道な努力が報われると限らない。
・かなり人を選ぶ仕事だと思う。需要が多い分野や文書の知識が豊富にあり、語学力も高くないと、翻訳だけで生活していくのは難しい。ちょっとばかり語学力に自身があるとか、技術者出身で背景知識があるが語学力はそこそこでは、とても通用しない。自営業的なビジネスの才も必要。
・自分の場合は兼業で、この程度の年収だが、リスクが大きすぎて、今のところ専業にしたいと思わない。翻訳専業で生活できるだけの収入を得ているのは、翻訳エージェントの登録者のうち、せいぜい2割程度ではないか。
・必ずしもやりたい仕事を頼まれるわけではない。翻訳者の評価基準があいまい。
・基本的に自由業者で、金融機関などの属性はあまり高くない。社会的評価についても、高く評価してくれる人と、ほとんど知らない人がるなど、まちまち。
・直前の投稿にもあるが、高い語学力があることを評価しない人がいる。二ヶ国語以上を読み、書き、聞き、話せるようになるのに、どれだけの努力と時間を要し、どれほど難しいことか分かっていないようだ。こういう人は少なからず語学に自身がある場合が多いが、プロの目から見たら実に貧弱な語学力しかないことが多い。
・翻訳者は語学力しかないと思っている人がいるが、語学しか学べない人間がいるだろうか。取り扱う分野の背景知識がなければ、翻訳はできない。実際、語学以外の専門分野の学位を持つ翻訳者は少なくない。
・他人が書いた文書を訳すのが仕事なので、受身的である。すべての文書に興味が持てるわけでもない。なので、長く続けていると飽きるし、自分の存在意義に疑問を持つことがある。
・翻訳にかぎったことではないが、クライアントやエージェントにも、いろいろな人がいる。あまり知性を感じられない人との関わり合いが続くと、もっと頭が良い人と仕事をしたいと思うことがある。人格を疑う人も少なくない。
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