映画は●美術部〜デザイナーとその助手・図面書き、デザ...(美術スタッフの本音)

職業 美術スタッフ
投稿者名 sakura        投稿日時:2016/01/22 17:37:47
年齢 35歳
年収 300万円以上400万円未満
給料 4 [4点]
やりがい 5 [5点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 3 [3点]
安定性 2 [2点]
美術スタッフに対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 映画は
●美術部〜デザイナーとその助手
・図面書き、デザイン(看板の文字とか)
・担当のセットの大道具、塗装、装飾部、造形へ依頼、建て込み中の現場監督。完成後は撮影に参加。
•下っ端は、上記職人に頼めない細かい作業に徹し、
(作り物、塗装、雑用、装飾部の手伝い)クランクインしたらひたすら毎日の撮影に参加

●装飾部(親方とその助手、持道具)
•図面を見て、セットの家具雑貨照明などを借りたり買ったり作ったりして当日までによい感じにセッティング。撮影が終わったら撤収。引っ越し屋みたいな作業を毎セット繰り返す。
•小道具の新聞や雑誌。ポスターを作る、出力
•美術部の図面が無い撮影現場も単独で用意。
・下っ端はひたすら小道具作りの量産や、細かい雑貨の集めからはじめる。
・持ち道具は役者用の鞄、靴、帽子、手袋、制服系の持ち物、などを借りたり買ったりして事前に監督と役者と衣装合わせをする
・セリフや動きに登場する小道具を買ったり借りたり作ったりする。撮影当日に役者の近くにいて管理する。

撮影前の準備期間は調べもの、買い物、作り物、会議、各部とロケハン、衣装合わせ、建て込み、飾り込みの日々。

撮影が始まると、
撮影現場に行く人間は早朝集合になり、全部の現場に参加する人と途中で入れ替わったり撤収に残る為に別行動になる人と別れる。
上の立場になるにつれて、撮影現場より準備にまわる。重要シーンには全員参加。

この職業のここが良い 映画の場合はほぼエンドロールに名前が残る。親戚や昔の友達からも「見たよ!」と言われると嬉しい。

学歴や年齢重視では無いところ。
ただし、仕事がわかってきてからのスキルもしくは人柄は重視される。仕事ができる人や立ち回りが上手い人は、大きな作品やギャラがいい作品に巡り会う事もできる。

他の仕事ではあまり出来ない体験が出来る。
辛いからこそのチームワークと上手く行った時の充実感、達成感がハンパ無い。

CMの仕事の方がまだ総じて、収入面の安定やライフワークバランスがマシ。続けていれば出世も早い。
この職業のここが悪い 映画の場合は、ハズレ案件に当たると準備不足や予算不足で手も時間も足りずに、全てを少人数で回す事になるので、やる事がエンドレスになる。休みも無くなる。

福利厚生といった社員制度が崩壊している場合があり、雇用形態によっては何かあっても曖昧で自己責任になる。ブラックな部分が多い。

テレビの場合はスタジオの都合や準備と撤収の関係で、そもそも夜からの始業になる事もある。慣れないと身体を壊す。
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