コマ数は半期7コマと集中講義2です。このほかに、大学の運...(大学教員の本音)

職業 大学教員
投稿者名 ぽん吉        投稿日時:2014/03/05 21:04:39
年齢 50歳
年収 600万円以上700万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 5 [5点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 1 [1点]
安定性 3 [3点]
大学教員に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 コマ数は半期7コマと集中講義2です。
このほかに、大学の運営の仕事と地域貢献の仕事で結構忙しいです。国立大学ですが、夜間大学院を開設しているので、週三日は夜の仕事があります。(コマ数は、今、隣接分野に欠員が居るために若干多い)
実習関係の仕事と研究で土日がつぶれます。
但し、大学は一年の半分が授業を行っていませんので、この時間に集中して研究を行っています。
私は独り者ですので、充実していると感じますが、おそらく結婚している方の場合にはちょっときついかなぁ(というわけで、既婚者に代わって仕事をしているので、私の仕事が他の人よりもちょっと多いのかも)。
この職業のここが良い ○本来ならば、教員半分・研究者半分の職業ですので、学生と一緒に学んだり、成長できたりという教員としての楽しみと、好きな分野をとことん究明できるという喜びがあります。
○仕事も本来ならば自分で計画して、進めることができるという点でマイペースな私にあっています。
○私の場合、同年代の教員より約100万円位低いようです。理由は、研究が特殊だったせいかポストの数が少なく、非常勤講師を40までやっていたためです。家族が居ると大変かもしれませんが、独り者の私には十分な給与です。
この職業のここが悪い ○国立大学法人化と同時に教員になったのですが、年々、運営費交付金が削られていて、研究費が減っています。科研なども連続して取っていますが、公費では足りずに持ち出しが多くなりました(特に文系ですので、雑誌や書籍の購入代がけっこうかかります)。
○もっと、大変な事は、必要な教員数が確保できずに、大学改革の流れにのって授業のコマ数や受け持ち学生数(ここまでは本務ですから増えてもあまり負担に感じません)、様々な書類づくり(評価のための書類が莫大な数になりました)等が増えて、じっくりと研究に取り組んだり、学生対応ができなくなったことです。
○これから退職金が無くなる年俸制が導入されると、数値で評価しづらい文系はますます賃金が減らされるでしょう。
○加えて、同僚の中には、数値評価に追われて、本当に書くべき論文と数あわせのために量産する論文を分けて書いている人がいますが、短期的な数値化できる仕事だけをして、おちついて長期的で計画的な研究ができないのは悲しいものがあります。
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