殆どが、常識もやる気もない無い学生の指導と、その尻拭いに奔走...(大学教員の本音)

職業 大学教員
投稿者名 Gomez        投稿日時:2014/10/23 10:24:21
年齢 42歳
年収 600万円以上700万円未満
給料 2 [2点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 1 [1点]
安定性 3 [3点]
大学教員に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 殆どが、常識もやる気もない無い学生の指導と、その尻拭いに奔走し、事務員からは「あんたらには高い給料払ってんだ」と仕事だけ命令され、事務員はさっさと帰り、全て責任を押し付けられて、真っ暗な大学で警備員に「泊まるんですか」と言われながら仕事する毎日。あとは古くからいる教員は好き勝手に偉そうな態度をし、いいつけられた仕事を耐えて、辞めたら給料が入って来ないから、今は不況だからと我慢して働く事。他には「入れたら就職まで面倒見ると、あんたらオープンキャンパスで言ったじゃないか」と文句を言ってくる学生の関係者の電話を事務からまわされて、自分たちの子どもの能力がないことをそっちのけでクレームを言ってくる輩の処理、「我々が、どれほど身を粉にして学生さんの面倒を見ていると思いますか、ちなみにお子さんは幾ら話し合っても・・・」と言うと退学する学生の事務手続き全般。博士論文や業績なんか、全く関係ないんです、そんなものどうでもいいんです、この世界は。むしろ、幼稚園や公立の小学校の先生みたいな仕事です。事務員から「お前ら(大学教員)は俺ら(事務員)が雇ってやってるから教員だと偉そうにできるんだから、そんな奴らは自分を思い知るまで叩き落としてやって、どうせ文科省の監査にひっかからなければいいだけのことだから、肩書きだけあればどれでも一緒、高い給料で雇われてるんだから、事務が嫌がる仕事はお前らがやればいい」これに耐えて耐えて、こういう人らからお金をもらって生活するだけの仕事。耐えられなくなったら、大抵は同じようなポスト(大学)しか空きがでないからそこに移って、また耐えるだけ。所詮、大学も一般企業は組織だから同じ、一般の人がイメージするような、TVに出て評論をしたり、研究成果を出したりするような美味しい職場は、大抵は前任者の息がかかった人しか入れない。
最高学府、なんて幻想を抱いてはいけない。全入時代は、日本的な表向きの平等(例えば、大卒の給料云々)の根拠として使うだけのことで、大学間格差は広がるだけ。一流にコネがないなら早めに見切りをつけ、普通に、社会人としてキャリアをつけて働き続けた方がマシ。この年じゃ、転勤するにもなかなか難しいので、とかく耐える日々。そのうち、いいことあるかも、と夢見ることもない。博士号なんて、靴の裏の米粒です。
この職業のここが良い 本来は、自分が目指す研究をして、他者(多くは学生、地域の人たちまたは一般社会の人たち)に知り得た事を正当な方法で伝える事ができ、最終的には(自分は死んでいるかもしれないが)社会変革も図れるところ
この職業のここが悪い 本来、大学教員の仕事は研究と講義が本業と思うが、実際は家で親がするようなしつけや一般常識について、できていない学生への教育と呼ばれる生活指導やその尻拭いをして、出来なければ教員の責任として押しつけられる。大学が赤字なのは教員の給料が高いからだと事務員から罵られ、学校の経営のために高校へ行って学生を勧誘したり授業をして客引き行為をする広報、学生はお客様なので教員から挨拶して下手に出ておべんちゃらを使い、学生から教員は評価されて、それを事務員から批判され、常に事務員から仕事を命令される苦痛の毎日の連続。頭下げてばかりで、安物で下っ端のクレーム処理の営業担当者みたいな仕事。特に、男女差別は大層酷い。仕事って、給料を貰うだけではないです(事務員には、到底理解できないようですが)。
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