診療録の保管管理及び運用の構築、診療録の記載の評価、スキャン...(診療情報管理士の本音)
職業 | 診療情報管理士 |
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投稿者名 | him 投稿日時:2012/10/18 17:20:13 |
年齢 | 32歳 |
年収 | 300万円以上400万円未満 |
給料 | [1点] |
やりがい | [1点] |
労働時間の短さ | [5点] |
将来性 | [1点] |
安定性 | [1点] |
診療情報管理士に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | 診療録の保管管理及び運用の構築、診療録の記載の評価、スキャン業務、その他雑務 |
この職業のここが良い | 誇りを持っていい仕事ですが、高みを望んではいけない職種です。 医療事務としては、民間資格ですが有利です。診療報酬事務請求とは待遇が違います。 現在の就職先では感じられませんが、民間にいたころは診療記録の有無の点検、診療情報の統計、がん登録、DPC様式1等をしており、医学知識向上や経営分析ができ、やりがいがありました。 コーディング、データ蓄積、統計、分析ばかりが診療情報管理士の仕事ではなく、多岐にわたります。現在は電子カルテなので、どこにどのような診療記録が記載されており、法的規則等に沿った記載項目がそろっているか、どこの部分を開示するのか、電子カルテの患者閲覧に関すること、紙カルテの貸し出し・保管・廃棄など関わることは様々です。 カルテ開示の患者対応がなければ、患者とは接しない仕事です。 また、これは稀かもしれませんが、研修医に関して診療録の記載の研修会、それ以外の医師に関しては、診療報酬の算定要件に関する診療録の記載などについて報告します。診療報酬に関しては、医師は知識不足なこともあるので、重宝されます。 紙の診療録時代は病棟周りがあり、診療録の書き方・不備に関して病棟ごとに研修をしていました。電子カルテではまだそこまでできていませんが…。 医療業界は、公務員試験を受けなくても、公務員になれることが多いです。 年功序列なので、年取ってから、入るのは結構有利ではないかなと思います。 民間ではあまりない給料の上がり方ですし…絶対に年度ごとに昇給するという… 前の病院ではなかなか昇給はなかったですね。 おすすめは地方公務員ですかね、国家公務員になると減給があるので2012年現在は注意が必要ですが…給与5%賞与10%等カット…非常勤も公務員ではないのですが、カット…常勤であれば、まだいいのですが…。 |
この職業のここが悪い | 就職についてですが、事務員は事務員なので、医療業界において、立場も年収も低いです。 現在、○○病院に非常勤で勤務していますが、ずっと在職することができまず、期間が決まっていたりします。また、前は民間病院にいたのですが、常勤になれても、30歳で年収300万前後が多いのではないでしょうか。探せば、まだ高待遇なところはあるとは思います。 年収は一般事務と比べても、若干低いのではないでしょうか。医療事務の中でも色々有りますが。 業務に関して、病院として診療情報管理を重視しているところではやりがいを感じますが、非利益的なところなので、後回しにされがちなところでもあります。 大病院、中堅病院ほどカルテ管理や診療報酬業務になると、委託業務・派遣や契約社員ですまされてしまいますし。 組織が大きいと何に関しても、運用などを決まることが年単位になります。 また、診療情報管理士はシステム関係に強いと思われがち、SEなどではないので、大半は疎いのではないでしょうか。せいぜい、オフィス程度では…。 医療情報技師を取得していますが、差し当たって今の業務直接関与することは特にありません。日本の資格文化は取って、悪いことはないため、一応取りましたが、5年ごとに更新するのが大変です… 取得する方の多くは、医療情報部付けもしくはSE、システム管理者で、私的には分野が違うと言っても良いと思います。 診療録の記載(診療報酬の算定要件や診療記録の量的管理等)に対して、民間病院は医師が親身になってくれることや報告も素直に受け止めてくれますが、○○病院の医師はプライドが高い点があります。 診療録の記載より患者の命が大事だろと言われた日には、うわーってなりました。 それを言うかと… 職場によって、診療情報管理士の扱い方が違うので、何事も運ですね。 業務に関してですが、病床が少ないところでは、全部兼任という形ではあると思いますが、○○病院の診療情報管理士には、診療情報管理(カルテ管理・開示)、がん登録、DPCの分野に分けられることが多いです。兼任されているのは少ないのでは? ここからはあくまで、私見なのでご了承願います。 ○○病院の統計業務は、診療情報管理というよりは診療報酬・DPCよりの統計になります。サマリに記載されている病名ではなく、経営分析につながりますからDPCの病名を優先されてしまいます。 また、各診療科ごとに診療情報を集めているので、診療情報管理士が集めた情報など使用しない傾向にもあります。参考にもらうくらいでしょうか。 もしくは、DWHで情報を抽出してもらいます。 他の○○病院もDPCやがん登録以外の情報で、統計や分析をしているところはすくないのではないでしょうか… 臨床指標もDPCやがん登録の情報でも出せますし、それ以外の情報を集めるとなると、患者の情報量が多すぎ、人員投入するほど病院はリスク追わないので難しいです。 サマリの疾病統計は全然力を入れてない傾向で、やはり、経営につながるDPCのほうに力を入れます。 民間病院ではそんなこともなかったのですが…、あれっ?○○病院はそんな立ち位置なのかって思います。 まあ、サマリは作成率だけ求めているところも多いようです。 診療録の記載の評価があります。主訴、現病歴、経過記録等が記載されているか等を見ます。 これに関して、医師に報告する際に事務がつけた評価だとなめられます。 医師が医師同士でも評価をつけ合うと、対立するのに、格下である事務がつけたとなるとさらに態度は悪化します。報告しにいくときは、結構神経使います。 また、民間病院ではマスタの管理やら、システム的なところまで管理することが有りましたが、○○病院は医療情報部がいるので、システム的なところは全部そっちまかせになります。 あと、電子カルテを構築する際に、診療情報管理士として法的に見ているが、医療情報部はそこまで考えていない傾向があるので、結構もめます。 またこの頃は、資格持ってても、民間病院では医師事務作業補助業務をしている方が多いそうです、やはり診療報酬の点数がちがいますからね! 診療情報管理士とは違う方向に…今はそういう方が増えてます… |
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