消火、救急、救助、予防、指令、総務と、消防職員=火消しと思わ...(消防士の本音)

職業 消防士
投稿者名 ピー        投稿日時:2016/08/13 16:06:05
年齢 28歳
年収 300万円以上400万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 4 [4点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 2 [2点]
安定性 4 [4点]
消防士に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 消火、救急、救助、予防、指令、総務と、消防職員=火消しと思われがちですが、業務は 多岐に渡ります。
新人職員は、消防学校で半年間の初任科教育を終えたのち、各所属に配属され、隔日勤務(丸1日働いて丸1日休み、途中で週休という、一般企業の土日を挟む勤務)をします。

隔日勤務では、先輩職員に気を遣い、炊事洗濯掃除と雑務も重要な仕事です。
この職業のここが良い 救急や火災現場、施設見学など一般市民と触れ合う機会も多く、ありがとうと感謝の言葉をかけて頂けること。

平日が休みになるので、市役所などの書類手続きが隔日勤務の場合は、しやすいこと。

勤務中は、職場でご飯を食べるので食費が安く抑えられること、自然と炊事洗濯の要領がつかめて、家庭でも活かせること。

消防学校の初任科教育や専科教育の同期は、仕事以外の悩みを分かってくれる貴重な存在であり、人脈が広がること。
この職業のここが悪い 職員との相性で全てが決まる。目を付けられたり、相性の悪い職員と同じだと、24時間が非常に長く苦しく感じる。

拘束時間が長い。夜勤明けに訓練や、先輩との付き合いで、帰りが昼過ぎなんてのはザラにある。夜勤は仮眠時間があるといえ、雑務や周りに気を遣っているとあってないようなもの。転職して、夜に家で熟睡出来る幸せが何より嬉しかったです。

夜勤は体に悪い。独身のうちは良いが、家庭を持つと家で寝れない日も増えてくるので、疲れが溜まっていく。出世して日勤にいくか、家庭の理解がかなり必要になる。私は、家庭を仕事で振り回したくなかったので、転職を決めました。

人間関係が体育会系で、非常識が常識になる世界。消防は常識が通じないと割り切るか、組織に馴染めない人は、正直厳しいと思います。プライベートを掻き乱す職員も多いので、目を付けられないように、人事異動で多くの職員と関われる、職員数の多い大規模の消防署へ採用を目指すべきです。

そして、先輩は全て偉いという考えが非常に根付いていて、パワハラまがいの行為は日常茶飯事でした。業務が暇だと、人の粗探しをしてはいじめる、後輩が何でも先に動くことは当たり前で、私は嫌いでした。自分がされて嫌なことは、後輩にしない信念を持っていましたが、後輩が悪い先輩に染まっていったのが一番辛い思い出です。
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