業務内容は、階級や部隊によって様々だが、基本的に士クラスは雑...(自衛官の本音)

職業 自衛官
投稿者名 落ちこぼれ        投稿日時:2016/06/06 21:14:19
年齢 26歳
年収 400万円以上500万円未満
給料 4 [4点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 3 [3点]
将来性 1 [1点]
安定性 5 [5点]
自衛官に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 業務内容は、階級や部隊によって様々だが、基本的に士クラスは雑用、曹以上から雑用以外のことも任されるようになり、幹部になれば管理職として運用される等、割と多様だと思う。
ただし、多様だからといって、自分がその仕事をできるかといえば、否である。結局組織の要求通りにしか勤務できないため、大半の人間は雑用係に終始することになる。

もし自衛隊に勤務したい、という人間がいれば、おすすめは全くしないが比較的軽易に退職できる士として入隊するか、自衛隊内で大きく出世できる可能性がある防衛大学校への進学しかないと思う。ただし、地本や自衛官の洗脳に騙されず、自分の頭で判断できるなら、であるが。

※階級に疎い人のために説明しておくと、
士…自衛隊の一番下の階級で、原則任期制(例外あり)であり、2年毎に任期を更新するかどうか確認される。要はアルバイトのため、身分はそれ程安定していない。
曹…曹以上から正社員として扱われる。ただし、定年は階級によるが50代前半で退職となる。再就職は斡旋してもらえるが、個人のわがままが通るレベルではなく、職を選ばなければ仕事はあるといったレベル。
尉・佐・将…いわゆる幹部自衛官。ただし、士からの叩き上げは、2佐以上に昇進することは稀といってよい。本当に自衛官として出世したいなら、防衛大学校出身であることは必須。自衛隊上層部を牛耳っているのは結局防衛大学校出身の幹部であるため、人事制度上公平(非常に疑わしいが)といっても一般大卒の幹部ではかなり厳しいといわざるを得ない。
この職業のここが良い 現状のところ、安定はしている。曹以上であれば、犯罪でもやらかさない限りは、滅多なことでは首にならず、仕事を頑張っても頑張らなくても一定の給料を貰え、年2回のボーナスまで確実に出る。自衛隊唯一にして、最大のメリット。
この職業のここが悪い 採用のアンフェアーさ。地本、という部署が採用については行うが、各地本については採用人数のノルマがあり、それを達成するためにはいかなることでもやる。平気で嘘を吐き、事実を誇張する。一例を上げれば、資格を取得できるとか、幅広い職域で勤務できるといった類の文言である。これらは、誤りではないが自衛隊の現状を鑑みればとても真実とは言い難いものである。地本の嘘を信じた若い隊員が自衛隊に入隊し、こんなはずではなかったと悔やむ様子は、とても見てはおれない。そして、辞めようとしても、承認を必要とする公務員の特性上、退職まで1年近くかかるのはザラ。結果として人生の貴重な20代を無駄にし、組織に人生を使い潰された人間は多い。

モラルの低さ。成果主義ではないのである程度人間が腐りやすい環境ではあるが、ここまでひどくなるものかと思う。仕事が出来なくても首にはならないため、仕事の出来る人間に仕事を投げて一切仕事をしない連中が多く、セクハラ・パワハラ・いじめ等の犯罪が横行している。また、責任感のない連中が多く中堅クラスが下に責任を擦り付けている様は目を疑う程ひどい。業務の主眼が「楽にすること」なのでしょうがないのかもしれないが…。
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