・ホテルレストランに30年勤め、最終的にいたホテルが外資になり...(ホテルレストランスタッフの本音)
職業 | ホテルレストランスタッフ |
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投稿者名 | ホテルマンはこりごり 投稿日時:2011/08/24 11:39:07 |
年齢 | 56歳 |
年収 | 500万円以上600万円未満 |
給料 | [3点] |
やりがい | [4点] |
労働時間の短さ | [2点] |
将来性 | [3点] |
安定性 | [3点] |
ホテルレストランスタッフに対する評価者の属性 | 過去にこの職種で働いていた |
仕事内容の詳細 | ・ホテルレストランに30年勤め、最終的にいたホテルが外資になり、リストラ → 不本意な退職という結末を迎えました。 ・外資系のホテルの場合、最高責任者、ようするにGMの権限がすべてなので、その時のGMの指示に振り回されます。彼らは、自分の在任中(極端な場合、半年のこともある)の数字だけがすべてで、長期的なスパンの接客の向上などはおよそ関係なし。今、だけが至上主義の場当たり的施策を展開する。 ・外資の場合、巷に流布されているとおり、とにかく英語ができればいいという風潮があります。実際に、およそ無能に近い人間が、たまたま英会話に長けていただけで出世した事例を目の当たりにしてます。(ただ、日常英会話ができるだけです。仕事の会話はできません。) ・とにかく、売り上げの数字に始まり、部下の労務管理の数値や提出書類がやたら多いです。書類作成に勤務の大半を費やすこともしょっちゅう。 ・新人の頃はともかく、あるレベル以上になると接客技術よりも数値管理の能力を求められるのは外資、日本の資本を問いません。特に、労務管理においては人事との連携をし、労働法などの規則も把握して多く必要があります。 |
この職業のここが良い | ・配属されるレストランにより異なりますが、一流ホテルでは接するお客様もハイブラウな人が多いので、自分自身も磨くことができます。 ・サービスマナーと同時に、テーブルマナーも必然的に身に付くので、万が一年齢不相応な高級レストランに招待されることがあっても動じない心構えが得られます。 ・ホテルレストランの場合、近隣ホテルとの情報交換会があるので、実際に利用はしなくともどのホテルのレストランはどんな雰囲気かなどを知ることができます。 ・自腹、社用を問わず、高級な食材を使った料理に常に接することができるし、試食もできます。 ・実際に自腹で利用するにしても、社員割引制度などを利用して、通常の同年代の人間では行けない高級レストランを当たり前に利用できます。 ・審美眼が、自然と身に付きます。 ・向上心さえあれば、いくらでも調理の技術、サービスマンの技術、ソムリエの技術、バーテンの技術など総合的な知識と技術を習得できます。 ・勤務が、平日に休みが多いので、世間の混雑に合うことなく、ゆっくりといろんな施設を利用できます。 |
この職業のここが悪い | ・勤務時間が、むやみに長い。大きなホテルや外資系のホテルでは、労務管理も徹底されているので極端な長時間はないですが、中小のホテルなどでは、杜撰な労働体系で長時間勤務は当たり前の環境にあるようです。(毎日、最低12時間程度は当然で、さらに残業が発生することも… ) ・休日や休前日(土日祝)は出勤が前提なので、新卒時代は学校時代の友人とも会えず、辛いかも知れません。 ・調理場との関係が歪な部署も多く、なぜかコックは偉い、ホールスタッフはその下働きのような、とんでもない勘違いを未だにしている時代錯誤の調理人がいます。 ・外資系のホテルの場合、極端な成果主義なので実際に働くことのできる年代は、45歳までと考えた方がよいです。(私のいたホテルも、事実リストラがありました。) ・馬鹿な客によるストレスがあります。お金さえ払えば、「俺は、客だ~」のような阿呆な客、それも困ったことに一流ホテルに多いですね。(笑) |
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