呉服屋または和裁学校から宅配便で送られて来る反物を自宅で縫い...(和裁士の本音)
職業 | 和裁士 |
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投稿者名 | のっぽ 投稿日時:2012/02/26 17:14:17 |
年齢 | 46歳 |
年収 | 300万円未満 |
給料 | [3点] |
やりがい | [5点] |
労働時間の短さ | [3点] |
将来性 | [3点] |
安定性 | [2点] |
和裁士に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | 呉服屋または和裁学校から宅配便で送られて来る反物を自宅で縫い上げて送り返す(若い頃は月に8枚、現在は月に1、2枚程度)。 友人や知人から頼まれた物を縫う(寸法直しや七五三の揚げ、特注品等)。個人客の仕立て代は自分で決めることができるので嬉しい。 この間、農家の方の直し物をしたが、簡単だったので「お代は要りません」と言ったら、米を60キロ持って来てくれたことがある。 呉服屋の仕立てだけでなく、こんなユニークな働き方もあることを参考にして下さい。 |
この職業のここが良い | 日本の民族衣装を縫える腕を持っているという誇りがある。 美しい柄の着物を見ると華やかな気分に浸れる。 自宅で出来るので労働時間が自由。 パート労働などのつまらない人間関係のストレスがない。 呉服屋さん以外で個人のお客さんが付くと楽しい。 着物の他にも縫い物の依頼があれば大体応えられる。 (作務衣、もんぺ、リメイク、舞踊団体の衣装等) 頑固に良い物を作る「職人」という響きが好きである。 時間もかかり緊張感もあるが、縫い上げた達成感がある。 修行した学校がよければ先々仕事には不自由しない。 (静岡県の辻村和裁専門学校は厳しいが面倒見は良いらしいです。) 健康であれば定年が無いので老後も小遣いがある。 |
この職業のここが悪い | 国家資格を得るまで毎日縫っても修行に5年かかる。 長時間同じ姿勢で縫うので、腰と膝を痛める。 老眼になると針に糸が通らないので仕事が苦痛になる。 裁ちミスをすると基本的に弁償なので精神的に疲れる。 うつ向きながら縫うので,顔が垂れる(笑)。 独身者の場合,和裁だけで一人暮らしは難しいと思う。 縫い糸や芯、アイロン等の電気代、宅配送料は自分持ち。 反物の値段に関わらず、仕立て代は同じ。 (訪問着で反物が100万円でも13500円〜20000円、無地ならば10500円から15500円くらい) |
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