ネイチャーガイド。山岳ガイド・トレッキングガイドなど色ん...(ネイチャーガイドの本音)
職業 | ネイチャーガイド |
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投稿者名 | せきらら、世界遺産の島のガイド 投稿日時:2017/01/09 13:32:22 |
年齢 | 37歳 |
年収 | 300万円未満 |
給料 | [3点] |
やりがい | [5点] |
労働時間の短さ | [5点] |
将来性 | [3点] |
安定性 | [1点] |
ネイチャーガイドに対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | ネイチャーガイド。 山岳ガイド・トレッキングガイドなど色んな呼び名があるが、いわゆる道案内ではないので山岳ガイドとネイチャーガイドは全然違う。 その他、地域によってはリバーヤカック、シーカヤック、ダイビングなどもある。 |
この職業のここが良い | ・お客様の一生の思い出になる。 人生最後の旅行のお手伝い、親がガン宣告などされて動けるうちの最後の親子旅行、新婚旅行、目的地でのプロポーズ、うん十年も前から来たかった…などなど、案内人の立場なのに自分が生きる力をもらえるシチュエーションに何度も立ち会います。 ・基本的にお客様から尊敬されてるとこからスタートできる。 都会でクズ扱いされてたあの頃にはもう戻れません。 ・運動する仕事なのでかなり健康。 ・学歴、難関な資格はいらない。 常識ある人ならいいです。 学歴関係なし。 車免許や各自治体が定める検定の資格など必要なこともありますが、基本的には無資格でできる仕事です。 山岳ガイドを国家資格化しようという話も聞きますが、医療や美容ほど万人に関係することでもないし、日本山岳協会など先駆けになってる組織自体が民間なので国家資格化は難しいでしょう。 真面目な業者やガイド個人が日々技術を磨く、職人のような世界です。 ・働く日数は超少ない! 環境にもより、1日の労働時間は12時間になることもあるが、年の半分以上休みで年収200万。 そう聞くと少ないが、田舎ぐらしなので生活費は切り詰めなくても10万ほどですみ、だいたい都会での年収300〜350万くらいレベルの生活ができます。 景気の良い時なら週5働いて年収400万。 世間の連休には休めませんが、それ以外は自由に休める。 シーズンオフには数ヶ月休んで長期旅行など普通にある話し。 ・開業自由。 資格がないので開業自由。 バリバリ働いて、努力とアイデアで年収1000万なんて人もいます。 ・実はオタクにも向いている。 自然が大好きで休みの日も登山や海で遊んで、はたまた家族で、農業したり…というのが王道。 でも実はオタクにも向いてます。 休みだらけなのニートさんぐらいゲームしてる人もいます。週100時間とか。 勉強や研究・写真家・アーティストめいた人も多い。 ・出会いも多い。 日本各地色んな人に出会えます。 ・男女の出会いも多い。 普通に合コンや紹介で恋人ができることもあるぐらいの容姿・性格の人なら、そう積極的に動かなくても恋人ができます。 後日お客様から手紙・メールが来て連絡してシーズンオフに会って遠距離恋愛、結婚。 ガイドの結婚相手のほとんどは元お客様です。 悪いガイドは毎年何股もしたり、ワンナイト目当てもいるのでお気をつけ下さい。 |
この職業のここが悪い | ・地域の観光協会次第。 将来性は役所次第です。 ウチの島でいうと、役所は銭ゲバワイロバカ町長のいいなり。 地元民の多くは地元の自然に興味なし。 世界遺産であることにあぐらをかき、観光客からお金とることしか考えてない。 観光で得た金を地元の業者に観光に関係ない工事を発注しつづけ、行き先不明のお金を何百何千万も出し、地元民からの票とワイロと集め町長や議員の座は安定。 島を良くしたい現場ガイドや業者は従うしかない。 真にその観光地の事を考えてるのは移住者。 ・大手格安旅行会社のいいなり。 ホテルマン並みの接客、レスキュー隊並みの医療、山や自然の知識・技術を磨き続けて質の良い仕事をしたい…という意識の高いガイドも半分はいます。 しかしそれも、努力せずに将来性よりその日の儲けを優先するエセ業者・ガイドと、そこに安いというだけで仕事をふる格安旅行業者の影響で日本の観光地の多くは質を下げて仕事をとらざるを得ない状況に陥っています。 ・基本、変人しかいない。 地元民は都会に出れない・出ても帰ってきた社会適正のない、それでいて地元プライドだけやたら高い保守的な田舎人。 移住者は身を粉にして働くのが嫌で若くしてスローライフを求めてきた社会適正なし人間、自分探しだとか言って大人になれない甘え人間。 もしくは事件や人には言えない仕事がバレて地元から逃げてきた人。 更には、オーガニックがなんだジャンクフードはああだ西洋医学はどうがとか言って、田舎生活は都会の人にささえられてる事に目を向けないヒッピー。 などなどの人が経営者の場合も多々あります。 そうすると勉強という名目で24時間タダ働きさせられるのでご注意を。 少し前に、沖縄で民宿をしながらスローライフをおくりながらも薬物で捕まった女優さんがいましたが、別に珍しい話ではありません。 ・病気・ケガをしたら終わり。 社会保障・保険などないです。 仕事は完全に歩合なので、休んだら金なし。 もし過渡期に足を骨折でもしたらその年は終わりです。 多くが自営業になるので、固定給・ボーナス・有給・社会年金もありません。 逆にあるとこは会社形式なので、都会のブラック企業並にこきつかわれ、田舎に住む意味はない。 ・都会への社会復帰は困難。 楽しく気ままな日々…とても都会へは戻れません。 就職に強い資格でもなければ抜け出せない。 ・その他、田舎ぐらしの悪いとこ全部。 虫と同居は当たり前。 集落の行事(無料奉仕)など近所付き合いは多い。近所付き合いしなければ変人扱い。 悪い噂はすぐ知れ渡る。 お客様以外との出会いは超少ない。 地元の都会に帰省するたび浦島太郎状態。 …などなどです。 |
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