・基本的には、8時前後に出勤し、1日3~5時間の授業をし、合...(高校教諭の本音)
職業 | 高校教諭 |
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投稿者名 | ロクサーヌ 投稿日時:2015/04/05 22:23:25 |
年齢 | 31歳 |
年収 | 300万円以上400万円未満 |
給料 | [3点] |
やりがい | [5点] |
労働時間の短さ | [2点] |
将来性 | [2点] |
安定性 | [4点] |
高校教諭に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | ・基本的には、8時前後に出勤し、1日3~5時間の授業をし、合間や放課後に部活動や分掌(総務や生徒指導部など)の仕事をするのはどこも同じはず。 ・指導困難な学校の場合は、登校ルートの監督、休み時間の見回り、近隣ショッピングセンターの見回りなども当番制で入る。誰かが暴れたら手の空いている教師皆で対応する。 ・生徒を抱え込むタイプの学校の場合は、0時間目や7~9時間目を設定してひたすら補習しまくる学校もある。進学実績を出して上昇気流に乗りたい学校に多い。 ・良い仕事をしようと思えば、時間・労力・金銭をかけて果てしなくがんばることができる。逆に、どこまでも手抜きすることができる。公立高校の場合、遅刻や欠勤さえなければ、勤務評定には一切影響しない。授業はワークをやらせて解説するだけ、分掌は最小限、部活は開店休業状態に持ち込めば、なにひとつ大変なことはない。(そんな仕事をして楽しいわけはないが……) |
この職業のここが良い | ・大学時代の専門や、自分の興味・関心をそのまま活かせる仕事である。 ・慣れてくれば、自分の時間の使い方を自分でコントロールすることができる。 ・前職(民間営業職)と比べると、給料は安いが勤務時間は比較的短くなった。営業のときは、8時に帰宅すると罪悪感があったが、今は7時くらいには職場を出ることができている。 ・公立高校は、学校によってカラーが全く違うので、たとえある学校が自分に合わなかったとしても、ほかの学校に転勤して勤務環境を変えることができる。 |
この職業のここが悪い | ・専門をいかしたいと思って教師になったのに、専門のことを勉強したり、教材研究したりする時間は、ほかの雑事のために大幅に削られてしまう。「私たちは、専門教科指導の傍らその他の仕事をしているのか、それともその他の仕事をする報酬として専門教科を教えさせていただいているのか、いったいどっちなのか」とかつてある先生が職員会議で発言した。 ・給与が発生しない仕事が多い。特に部活動は極めて苦痛である。もっとも、職員間の人間関係も、生徒のやる気も哀願も、生活指導的意義もすべて無視して「勤務時間内のみ、休日は一切活動しない部活にしますので」と言えば、ほとんど負担はない。(かつてやったことがあります。) ・自分のカラーに合わない学校に勤務する場合は、苦痛が大きい。過去に、「男子は丸坊主、女子はおかっぱ」という指導をせよという学校に勤務したときは、子どもにそれを強制することに大いに苦しんだ。 ・何事もプロとしてできる必要はないが、何事もとりあえずやってみなければならない。部活動が好例であるが、過去には高原野菜の出荷作業などをしたこともある。(なぜあの仕事があったのか未だに理解できないでいる。) ・しんどいことを入ってきたばかりの人にさせる傾向が強い。 ・合理性とは無縁な職場である。特に会議が下手な業界だと思う。 ・金銭面については、わりと自腹を切ることが多い。文房具ひとつ取っても、営業マン時代なら支給されていたものも、自分で買わなければならない。部活を一生懸命する先生は、年間数十万円の持ち出しを覚悟している。 |
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