おおまかには●学校全体のメンタルヘルス(職員含む)●緊...(スクールカウンセラーの本音)
職業 | スクールカウンセラー |
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投稿者名 | A 投稿日時:2016/05/11 01:41:38 |
年齢 | 32歳 |
年収 | 400万円以上500万円未満 |
給料 | [4点] |
やりがい | [4点] |
労働時間の短さ | [5点] |
将来性 | [3点] |
安定性 | [2点] |
スクールカウンセラーに対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | おおまかには ●学校全体のメンタルヘルス(職員含む) ●緊急度の見立て ●個々の生徒に合わせた学校や学習環境の調整 ●生徒と先生、先生と保護者、生徒と保護者などそれぞれの関係が円滑になるよう調整 ●研修会講義 ●外部機関との橋渡し ●生徒の心理的発達課題の危機介入 具体的には ●生徒、保護者、教職員との面談 (特に枠を作らず雑談の中で行うことも多い) ●授業参観などを通して生徒をアセスメント ●専門機関への紹介 ●記録作成 |
この職業のここが良い | 勤務形態は非常勤が多く(学校1つにつき週3〜8時間勤務)、いくつかの学校を掛け持ちしたり、医療でも働いていたり、乳幼児健診の相談員をしたりと複数の職場を持つ人が多いです。1つの組織にがっつり属していることが苦手で、広く活動したい人にはいいかもしれません。 問題山積みと言われる学校現場ですが、子どもの可愛らしさやエネルギーから元気をもらうこともたくさんあります。 子どもたちの成長を見るとやりがいを感じます。 |
この職業のここが悪い | 年契約で、社会保険もなく、退職金もありません。とても不安定な職種です。平気で年収が百万円単位で変わることもあります。公認心理師という国家資格ができたことやチーム学校をつくろうという流れから、今後スクールカウンセラーながどのような働き方をするようになるのか未知の部分が大きいです。 それから悪いというより難しい点ですが、学校内でうまく管理職や教職員と関係が作れないと仕事が全くなく、無力感に苛まれれることも。 私(臨床心理士)は医療を経験してスクールカウンセラーになりましたが、心理社会的見立てとともに精神医学的な見立て力を要求される場面が多々あります。もちろん診断をつける立場ではありませんが、緊急度に合わせた外部機関へのつなぎの最初の窓口です。医療とは違い、ドクターの判断のもとカウンセリングを行うわけではありません。大きな責任が伴う仕事だと思っています。 残念ながらスクールカウンセラーは役に立たないという声も一部聞かれます(T ^ T) 相談室にこもって依頼を待っていても誰も来ませんので、アウトリーチでニーズを探り、関係者とよい関係を作って 「なんでもしますよ〜」とかなり腰を低くするのが基本姿勢です。 あ、でも専門家の「先生」としてアップポジションに扱われるときは、求められたアップポジションで対応していくこともあります。 要するにスクールカウンセラーのアイデンティティはあってないようで、やっぱりあるのかな、という感じで。何が仕事がつかみにくいのも難しい点でしょうか。 |
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