・子どもの生活の様子を記録し、なるべくポジティブな表現で保護...(保育士の本音)
職業 | 保育士 |
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投稿者名 | nori 投稿日時:2019/02/08 01:10:15 |
年齢 | 31歳 |
年収 | 300万円未満 |
給料 | [1点] |
やりがい | [5点] |
労働時間の短さ | [1点] |
将来性 | [2点] |
安定性 | [2点] |
保育士に対する評価者の属性 | 過去にこの職種で働いていた |
仕事内容の詳細 | ・子どもの生活の様子を記録し、なるべくポジティブな表現で保護者に伝える ・掃除、洗濯、片付け、補修、設置など子どもの生活全般の世話をする ・行事の企画、準備、運営(誕生会も含めれば毎月。多い時には毎週何かしらの行事がある月もある) ・行事に向けて子どもの練習や工作の準備などを計画的におこなう ・毎月の歌を歌えるよう、楽器(主にピアノ)の練習 ・園での様子や目標、その他の情報などを盛り込んだお便りの作成 ・健康や安全に対して常に新しい情報を身に着け、子どもの心身を守るための環境を整える ・保護者の家庭環境を把握して適切な声掛けを行い、必要に応じて相談に乗ったり面談をおこなう ・保護者の派閥を把握し、直接的なかかわりは避けつつ孤立しているような保護者には気をかけるようにすることで問題やクレームに対応できるようにする ・子どもの発達段階を正しく把握して、自然に次の発達へと促せるよう働きかける ・上からの要求を子どもの生活の中に自然に盛り込んで、実現させる ・遊びの状況を正しく把握して、保育士が遊びをリードする、同等の仲間として遊びに加わる、働きかけをせず見守るなど適切な接し方をする ・ケガの危険性に敏感に気付き、防ぐ。万が一ケガをさせてしまった場合には状況を把握し、保護者に報告と謝罪をする ・虐待の可能性を発見した際には速やかに園長に報告し、適切な機関に通報する ・子どもの性格や好み、発達段階、家庭環境などを考慮したうえで身に着けたり伸ばしてもらいたい能力を『ねらい』として毎月設定し、さらにその『ねらい』を達成するための具体的な接し方を設定する。毎日の生活や遊びの中に『ねらい』を達成できるような働きかけをさりげなく盛り込み、観察や記録をする中で接し方に反映させていく。月末には『ねらい』を達成できたか評価をし、それを踏まえて次月の『ねらい』を設定する作業を一人ひとりに対しておこなう。 |
この職業のここが良い | ・保育士ほど毎日「ありがとう」と言われる仕事はない ・リーダーシップ、判断力、マナー、文章力などが身に付き、別の職種でも意外と役に立つ ・『保育士』というだけで社会からの信用性が高まる ・真摯に対応をすれば子どもや親御さんから全幅の信頼を得ることができ、卒園して数年経っても街で会うと嬉しそうにしてくれる ・子どもの成長などから、日常的に感動を味わうことが多い ・心理学に詳しくなり、『人間』を深く観察することができるようになる ・公務員として公立の保育園で働けば、給料は一般的な会社よりももらうことができる ・家族の病気や介護を理由とした有給の取得には理解がある ・どこも人手不足で就職先には困らず、環境が合わなければ容易に別の園へ転職できる ・将来的にこの仕事がなくなることは絶対に無いといえる ・基本的に世話好きで人好きな人が多いため、コミュニケーション能力に自信がない人でも意外とやっていける ・パートとしてならば仕事量のわりに時給は良く、時間の融通もききやすい ・男性保育士はまだ少数なためうまく馴染めれば重宝され、派閥に属さなくてもなんとなく許される ・異性からの評価が高くなる |
この職業のここが悪い | ・私立に勤めるか、公務員として公立に勤めるかで待遇は雲泥の差。私立では生きていくこともままならない ・保育士を目指すのならば学生のうちに現実的な将来設計を立てておかないと、冗談ではなく詰んでしまう ・保育士の資格を持つことで有利になる仕事は少なく、軒並み給料も低い ・毎日のようにサービス残業や風呂敷残業があるが、残業代が出るのは年に数時間のみ ・休憩時間はあるが、書き物をしているため本来の休憩時間はない ・基本的には保育園の物品を使えるが、欲しいものがなかったり家で仕事をするときなどは自腹になる ・プライベートで旅行に行けばお土産のお菓子、休めばお詫びのお菓子など、やたらとお菓子への出費が多い ・ひざ、腰、肩の痛みや膀胱炎など職業病が多く、子どもから病気をもらうことも多いため医療費がかかりがち ・仕事で着用する服やエプロンは支給されるがすぐに汚れるため、自腹で用意することがほとんど ・家族や自身の病気、介護以外の理由での有給の取得はほぼ不可能 ・保育園外でも保護者の目があるため、プライベートでも保育士でいることを求められる ・手を抜こうと思えばどこまでも手を抜くことができ、何の能力もなくても『保育士』でいることはできてしまう。そのため積極的に学んだり成長しようとしないと、なに一つ得られるものはないまま歳を重ねてしまう ・いまだに『怒鳴ったり脅すことが教育』であり『子どもの気持ちに寄り添うことは甘やかし』だと考える保育士が一定数存在する ・向き合うことにはしっかりと向き合い、流すことは上手に流すメリハリを身に付けないと、精神的にまいってしまう ・行事の日程はたいてい地域で重なるため、仕事で自分の子どもの行事に参加できないことが多い ・目に見える形で結果がでることはほとんどないため、よい保育をして自信を付けることも、悪い保育を顧みることも難しい ・手書き主義が強く、ExcelやWordが使えることでヒーローになれるか煙たがられるかは園しだい ・子どもと接する時間より洗い物や掃除、片付け、書き物、環境の整備、工作の準備などにかける時間のほうが長い。これも子どもの幸せのための作業として喜びを感じられるかが一つの分かれ目 ・派遣や臨時は、仕事量は正社員と変わらないのに給料はさらに低く不安定。正社員が単価の意味を理解せずに高時給だと思い込んでひがみの対象にもなりやすく、問題外 ・私立の保育園はとにかく給料が低くて上がらないのに、細かい出費が多い。若いうちは何とかなるが、定年まで働くことを想定して計算してみるとまともに生きることができないことに気づく。私の周りにも、何となく私立の保育園に45歳まで勤め続けてしまい、趣味も交友関係も絶って実家で暮らすことで何とか生きている人もいる。すでに定年を迎えた保育士は「きちんと勤め上げればそれなりにお金はもらえる」と言うが、保育士の給料の仕組みを調べれば昔と今では驚くほど給料が違うことに気付けるので信じてはいけない。保育士を続けたいと思うのならば、公務員試験を受けて公立の保育園で働くか、園長になるか、稼ぎがよいパートナーを見つけてパートとして勤めるかの三択といってよい。その三択のどれもが望み薄なのであれば、今の日本の現状では保育士を続けることは現実的ではないと思う。 |
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