講義、演習、実習(準備を含む)60%研究5%学部運営20...(大学教員の本音)
職業 | 大学教員 |
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投稿者名 | 地方底辺私大 投稿日時:2018/05/28 15:51:21 |
年齢 | 41歳 |
年収 | 600万円以上700万円未満 |
給料 | [2点] |
やりがい | [2点] |
労働時間の短さ | [1点] |
将来性 | [1点] |
安定性 | [1点] |
大学教員に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | 講義、演習、実習(準備を含む)60% 研究5% 学部運営20% 地域貢献活動15% 底辺に行くほど教育労働者としての側面が強くなる。科研費の申請を一度もしたことがないような人でも教授になれる夢のような環境が、まだこの日本には存在します。 ま、研究業績がない人は教育もショボいのは言うまでもありませんが。 正直、研究は5%も確保できません。最初に削るのは研究。研究したいなら無理するしか無い。家庭がある人は可愛そうになる。研究しなくても、教育がショボくても、よっぽどのことがない限りクビにはならないイイシゴトです。 |
この職業のここが良い | 基本的に裁量労働なので、割り切って仕事ができる人は良いと思います。他人にどう思われようが気にしたい人には天国です。 医療系ですが、手のかかる学生が臨床で活躍しているのを見ると本当に嬉しいです。別に感謝されなくても、教えたことを覚えていなくても、それで満足です。活躍していなくても、医療の世界で行きているなら十分です。別の業界でも、幸せになっていれば冥利に尽きます。 |
この職業のここが悪い | 何校か渡り歩いて思うが、嘘をつく、不利な情報を隠すのが当たり前になっていて、そこらのブラック企業よりも不誠実な大学が多い。 採用にあたって、労働条件などを示さないのは当たり前だし、待遇を聞いただけで「お金にこだわる人は採用しない」と言い放たれたこともある。(理事長は見栄っ張りで有名な大学でしたが) 業界自体が悪しき慣習を変えられないのは如何かと思う。 教員としての業務も人間関係が全てだが、一緒に仕事をしたいと思える人はごく僅か。 教員以前に人としてどうか?と思うような方も多く、日々消耗する。そういった方々は口だけで手は動かないし、動いても邪魔なだけ。そのくせ学生や事務には偉ぶるので手に負えない。そんな人達をケアしつつ、動きの悪い事務を励ましつつ日々業務を行う。世間一般の常識は全く通用しません。出入りの業者すら狂っている場合もあります。大学には、そういう人たちを寄せ付ける何かがあるのだろうかと思うくらい変人の巣窟です。 臨床よりも給料は上がりましたが、割に合う仕事ではありません。時間になっても、誰も交代してくれませんからね。 底辺の大学は学生のレベルが低いのではなく、教育のレベルが低いことを痛感します。教育のレベルは、ソフトとハード両面で決まるが、どちらも低いので手詰まり感が半端ない。 経営の都合上4年間学修できるレベルのない学生も受け入れており、より高度な教育が求められるのに学生批判と教員間の罵り合いに終止していて無常感が募る。色んな意味で学生が可愛そうになります。 教育をしない、研究もしない、学生の面倒も見ない、地域貢献などの外向きの仕事もしない、委員会も適当な人が長く務まる素敵なシゴトです。 |
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