授業:週6以上+資格関連の講義 大学?と思う...(大学教員の本音)

職業 大学教員
投稿者名 ど田舎小規模私大女教        投稿日時:2015/08/20 00:22:06
年齢 30歳
年収 300万円以上400万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 2 [2点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 2 [2点]
安定性 3 [3点]
大学教員に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 授業:週6以上+資格関連の講義


大学?と思うような担任業務(進路指導・生活指導など),入学・卒業式の運営(駐車場誘導など),登校指導,地域清掃,実習関連の事務作業および挨拶回り,文化祭指導,保護者面談,オープンキャンパス(年5-6回),入試(年5-6回+センター)・校内分掌,社会貢献,などなどなど・・・・・・.



自身の専門研究
この職業のここが良い ・人間関係は良好

・時間を見つけ自身の研究ができる(無理にでもやっている)

・同僚の間では研究を推奨してくれる

・幸運にも研究室がもらえる

・意外と授業に必要な器具は買ってくれることが多い

・中には研究も頑張る人がいる

・学生と接するのは面白い

・一応夏には研修日がある



小規模とはいえ大学教員という特殊な職に就けたのはラッキーだと思う.非生産的な業務が多いとはいえ実は時間の隙間を見つけると研究はできる.
この職業のここが悪い ・小規模私大だと事務員が少なすぎて(+α効率化という概念がない)教員が事務作業に追われ本来の業務(授業準備など)に集中しにくい事もある.
・大学自体良い取り組みを行っているものの,人員が少なすぎるから行き当たりばったり.
・上からの命令に教員だけでなく学生も振り回される

・将来が見えない

・折角大学教員になったのに研究しない教員が大多数(学部卒で教授とかが多い+本来やるべきでない仕事が降ってくる)いて勿体ないなと思う

などなどなど・・・・・・.

あまり書きすぎると萎えるのでこれくらいにしておく.


しつこいようだが,このご時世この職に就けたのは非常にありがたい事である.なんやかんら言っても他のところよりもまだ恵まれている環境だと感じる(ようにしている).


ただ,ワンマン経営および弱小私大に逝ってしまうと,これからバリバリ研究をやりたい人や,まともな大学にいた人は悲惨な目に会うので要注意.




それに加わり大幅な定員割れしている大学は営業活動+薄給+倒産の危機が付きまとう事も考えないといけないと思う(幸運にも今の職場はそこまでひどくはないが)



私大は企業と同じ,小規模大学なら大学はトップの所有物と思って割り切ることが大事かもしれない



あと,必ず注意してほしいのは,本来の仕事でないもの(どうでもいい書類・事務作業)に関しては断わる勇気がないとだめ.


万が一引き受けた場合には完璧に仕上げようと思わない事(明らかに非生産的な作業や書類は何も考えず短時間で終わらすこと).無駄な仕事を一生懸命やると本来の仕事に支障をきたす=自身の研究だけでなく学生教育にも影響を及ぼす.
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