政令市のヘルス部門勤務です。地区担当保健師として新生児や...(保健師の本音)

職業 保健師
投稿者名 あんこ        投稿日時:2016/12/10 13:13:43
年齢 32歳
年収 400万円以上500万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 3 [3点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 2 [2点]
安定性 3 [3点]
保健師に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 政令市のヘルス部門勤務です。
地区担当保健師として新生児や未熟児、育児支援、虐待予防、多問題を抱えるケース(子どもから高齢者まで)の支援(電話、面接、家庭訪問など)と、乳幼児健診、関係機関連絡など。成人保健担当として健康相談、健康教育、講演会の企画運営なども。他にもさまざま。
※配置場所により内容は大きく異なります。
家庭訪問や健診、健康教育などで離席していることが多く、事務仕事は夜の部(=残業)とならざるを得ない。
社会保障分野であり、年々増える要支援対象者や居住不明児童対策や虐待対応に、仕事は増える一方。
対人援助職であるため、効率性を求められる分野ではない。近年流行りのライフワークバランスという言葉は似合わない。
この職業のここが良い 子どもから高齢者まで、幅広く地域の人と出会える。
子どもの成長を長い目で見られ感動することも。
支援してきた人が力をつけていく様子をみるのも嬉しい。
学校や保育所、幼稚園、医療機関、福祉機関などと連携し、チームワークで仕事ができる。
研修の機会が多く、子どもの発達や育児、医療などの最新情報は学べる。
災害があれば被災地派遣も経験。
医療と福祉、医療と行政をつなぐような、隙間を埋める役割がとれる。
この職業のここが悪い 社会的認知度が低い。ネットで調べると『楽をしたいなら看護師より保健師』という誤った情報に溢れている。
『保健師さんって、何してる人?』と聞かれる。
行政で働いていると、友達や地域の人から『定時で帰れてうらやましい』と言われ悲しくなる。そんなことはない。残業が多い。
保健師が何者かを他の職員(事務職)に理解してもらえないため、財政難とともに容赦なく人員が削られる。
そういう意味で安定性と将来性がない。
『保健師さんでしょ?』と、病人が出ると呼ばれたり、もろもろ押し付けられることもしばしば。便利屋。
女性の多い職場なので、産休や育休、時短の人が多く実人数が少ないのに、籍がある人の分カウントされてしまうのでとにかく人手不足。
人によって仕事よりプライベートを優先させる人もいて、その人の力量や熱意で仕事量が変わってしまい、真面目な人ほど疲弊する。うつ病になる人が多い。
独身で真面目な人ほどハイリスク。
かといってママさん保健師も、よほどの権利主義者でない限り、家庭をないがしろにせざるを得ない。
経験に長けたベテラン保健師は、良い人もいるが、経験則にだけ頼ったただのおばちゃんもいる。そういう人ほど人に対してレッテルを貼りやすく面倒な存在。
行政なので、できない人もところてん式に管理職になってしまう。
生活保護のケースワーカーと違って、一人の保健師が担当するケース件数が法律等で定められていないので、とにかく忙しい。
しかし、困っている人に相談を躊躇われるのは困るので、忙しいアピールができない。
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