主に、立会、巡回、被収容者(受刑者)の処遇、をやる人が6割程度...(刑務官の本音)
職業 | 刑務官 |
---|---|
投稿者名 | ラブァー 投稿日時:2018/05/23 17:33:59 |
年齢 | 29歳 |
年収 | 500万円以上600万円未満 |
給料 | [5点] |
やりがい | [3点] |
労働時間の短さ | [2点] |
将来性 | [3点] |
安定性 | [5点] |
刑務官に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | 主に、立会、巡回、被収容者(受刑者)の処遇、をやる人が6割程度。その他は事務方で、 用度(職場の物品管理や調達) 庶務(在所者、出所者への書類等の管理、その他職員の給与や福利厚生等の管理、人事など) 分類(被収容者の経歴作成や出所に向けた手続きや管理、刑務官以外の専門職もいる) 教育(薬物、暴力団、性犯罪、酒害など個別に改善を目的としたり、教誨の設定) など、大きく分けるとこんな感じです。 大きな施設だと、この他に国際対策室といって、外国人へ対応するための部署、他に特殊な例として医務といって医者とは別に刑務官になってから約2年間専門の施設で勉強して准看護師の免許を取得していわゆる看護師と同等の仕事をする人もいます。 初めはどこの施設も昼夜勤務といって4日に1回の泊まり勤務のある仕事から始まります。 泊まり勤務は約24時間勤務で、その次の日が休み、その次の日が日勤業務、その次が泊まり勤務・・・という流れです。 年数が経てば日勤業務だけ(暦通りの出勤)へと変わります。 被収容者を相手にする処遇部門に配属するのですが、1日の勤務がほぼ毎回超過するため、階級や基本給で変わりますが 超過勤務手当が平均で5万〜12万円程度でます。 これは施設によってばらつきがありますが、予算の関係上全額は支給されていません。 日勤業務は朝が通常の会社勤務に比べると早い(6時半〜8時の間に開始)のですが、終業時間も早いため夜はゆっくりできます。 ただし、拝命(入社)当初は武道の柔道か剣道どちらかを選んで、施設が指定する年数(だいたい5年間、月3回〜5回)は業務終了後に訓練しなければなりません。 刑務所には刑務所のしんどさ、拘置所には拘置所のしんどさがあるので一概に一括りには言えませんが、手を抜こうと思えば限りなく楽もできるでしょうし、真面目にすればしんどい仕事であります。 ただ手を抜けば同僚からもそういう目で見られますし、上司からもそういう評価しか与えてもらえません。 長く勤務するにあたって、これはどこの職場でも一緒と思いますが、人間関係が大切です。 特に刑務官の場合はチームプレイの面もありますし、他の方が書いてあるように、職員にも勘違いしている人、考え方がおかしな人がいる事も確かです。 刑務所では工場担当といって、一人で30人から70人くらいの被収容者の面倒を見る人がいるのですが、これが処遇の花形にあたり、プライドの高い職員の中にたまに勘違いして、同じ職員間でも天狗になる人がいます。 後は旧法の監獄法で育った職員の中にはまだ考えが古いままのおじさん職員もいます。 ただし、10年前に比べてそういった面では見違えるほど職場環境は変わりました。 いい意味で職員の新陳代謝も現在進行中といった感じです。 最後にもう一回言いますが、勘違いというか変な職員もいるのは確かです。 |
この職業のここが良い | 官舎と駐車場がタダというところです。 ただ築40年くらいのボロ官舎もあれば 新築マンションのような官舎まで、働く場所によって当たり外れがデカすぎます! 高卒でも偉くなりたければ中等科、高等科、という試験を受ければてっぺんまで行くことができます。 |
この職業のここが悪い | 偉くなると転勤が増えます。中等科を受けると主任や統括といって一番下の看守をレベル1に例えるならレベル4日5の位置になると5.6年に一回、 高等科を出るとレベル6〜MAXになりますが3.4年に一回は転勤となります。 中等科までは基本同じエリア(関東なら関東の中)ですが高等科を出ると全国まで一気に転勤先が広がります。 逆に一生ヒラでよければほとんど転勤する事がありません。 |
honne.bizでは、刑務官の職種に対する本音や、年収・給料などの賃金に関する満足度を集計している情報サイトです。刑務官の、就職活動や転職活動、それに関連する資格試験や資格取得などに当サイトをお役立てください。