刑務所と拘置所で、勤務内容が異なる。共通しているのは、被...(刑務官の本音)

職業 刑務官
投稿者名 元矯正職員        投稿日時:2020/10/11 01:46:35
年齢 47歳
年収 600万円以上700万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 2 [2点]
安定性 4 [4点]
刑務官に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 刑務所と拘置所で、勤務内容が異なる。
共通しているのは、被収容者の戒護。
パワハラ職員に目をつけられないようにする。
一人でも味方になる職員を増やす。
この職業のここが良い 福利厚生の面、一応国家公務員なので、住宅購入の際などローンの審査に支障がないこと。
この職業のここが悪い やはり、パワハラが蔓延している。
所長、部長、課長(統括)等のクラスによるパワハラが多い、所長がそういう人間だと、課長(統括)等が数名潰される。診断書を提出して休職せざるを得ない。
また、投書しても明確な証拠がない限り、認定されない(事情聴取の段階でもみ消すことを前提にしてしまう)ので、パワハラ件数が減少しない。
アンガーマネジメント研修が定期的にあるが、全く意味をなさない。
全国的に女子施設以外は、収容人員が減少しているのは確かであるが、反比例して、被収容者に対する保険に保険をかけた業務(不服申立て等のトラブルを回避したいため)をすること及び非常勤職員の予算枠の削減から、職員(刑務官)の業務負担の軽減につながらない現実を誰もが理解しているが、直視しない。業務内容等を精査して、早く退庁せよとの一点張り。
超過勤務時間削減を遂行するため、例えば、本当は午後9時頃まで勤務していても、馬鹿正直に申告し、ひと月あたりの超過勤務時間が多いと、所内異動(配置換)の対象者になるため、日々の超過勤務時間にウソの記載をしなければいけない現実(もちろん昼間にサボって居残りをしている訳でない)がある。処遇部門職員や事務所職員の日勤者で、通常の勤務時間で賄えない業務は、休日等にボランティア出勤する職員は多い。
ボケた職員(いわゆる勝ち組やインフォーマルグループ)にとって天国な勤務場所である。クビに出来ないこともないのだが、前例のないことは誰もしない。刑罰法令に違反する行為をするまで、面倒をみることになる。
上級庁にズレた奴がいると、現場の刑事施設が振り回される。
午前7時20分の職員点検でも、部署により午前6時過ぎの出勤を強いられる。もちろん部署により午後7時・8時頃までの勤務が当たり前の勤務職員が多い。やはり、拘束時間の長い業種である。
几帳面で大人しい職員は、刑務官になるべきでない。
女子職員の新規採用者の離職率が高い。いくら最終合格者等に対する女子会等をしても、現場で勤務している女子職員の意識改革が浸透していない。
夜勤職員に対する扱いが酷い施設が多く、ごく限られた幹部職員でねぎらいの言葉を発する人格形成者は、どこかの勤務施設で潰されている。
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