三頭陸曹射撃、戦闘訓練、各種技能の習得、体力練成...(自衛官の本音)
職業 | 自衛官 |
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投稿者名 | はいむ 投稿日時:2013/08/18 17:07:00 |
年齢 | 30歳 |
年収 | 300万円以上400万円未満 |
給料 | [3点] |
やりがい | [5点] |
労働時間の短さ | [5点] |
将来性 | [2点] |
安定性 | [5点] |
自衛官に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | 三頭陸曹 射撃、戦闘訓練、各種技能の習得、体力練成、訓練隊、各種兵站関連(非常に雑多)、芝刈り。 |
この職業のここが良い | 将来下士官を目指し、幹部になるつもりのない方を前提に書いていきます。 ・給料 高給とは言えないし、安定しない世の中、自衛官の給料も増減が激しい。とはいえ、倒産はあり得ないので安定しているほうである。居・食・住完備であるので手取り15万以下の陸士だとしても十分な額貯蓄できるだろう。しかし、これは後述する悪い点にてひとつ付足さなければならない事があり3点とした。 ・やりがい 貴方が、災害派遣や富士総合火力演習等の催し物を見て憧れ、入隊するのであれば間違いなくすぐ辞めることになるだろう。あれは格好良い所だけを見せてるだけに過ぎない。 現実は違う。一般企業とは違い意味のないように思える作業も多い。訓練では三日四日寝ずに、お外でじっと寒さと暗闇と静寂と睡魔に耐え、気合が足りなければば幻覚を見る事もあるだろう。夏は猛暑だというのに、分厚い作業服を着て重い装備を装着したまま、延々と穴を掘り続けるかもしれない。広く自然豊かな駐屯地内は雑草の伸びも速く草刈は日常茶飯事だろう。上司の良き犬になる事に徹しなければならないだろう。周りには腐った人間も多くそれに流されないよう自律しなければならないだろう。 しかしそれらを承知で入るのであれば何も問題はない。 自衛隊は国防が主たる任務である。 最悪な時に最悪な事をする為にいる。その為に全ては行われている事を忘れてはならない。元はいかなる仕事もそうだったのだ。いかに忘れている人が多かろうと、手段が目的になっている現実があろうと、勘違いしてはいけない。そこを考えようともせず、変えていこうともせず辞めていく人が多い。日本人は昔から国を変えるためなら努力を惜しまなかったはずだ。ご先祖様の奮闘の結果、独立国として文化を育み続けた平和な日本がある。絶対にこれを侵害させてなるものかと思い、どんな仕事でもやって欲しい。上官を安心させる為に、良き犬となるべきであろう。それが軍隊だ。 よって(?)やりがいは五点。 ・労働時間の短さ 自衛官は休暇中の隊員を除いて誰もが24時間勤務している事になっている。課業が終わろうと油断はできない。残業という概念はもちろんない。演習中は何日もろくに眠れない事もある。が、一般的には課業は概ね8時~17時までである。 そして一般的には休憩も良く取れる。 労働時間の短さとしては、かなり良い職場であるという事になるだろう。 ・将来性 自衛官の給料はお世辞にも高くはない。大学を卒業したのであれば、自衛隊以外の選択肢を考えるべきであろう。 自衛隊の将来性という話であれば別である。今から入る皆が変えていくはずだ。動脈硬化といわれる陸上自衛隊も大分変わってきたと聞く。志を高く持つ人で集まると良い。 ・安定性 わが社の社長は内閣総理大臣である。よって・・。 |
この職業のここが悪い | ・意外と出費が嵩む。 居・食・住完備であるので、手取り15万以下の陸士でも十分貯蓄はできる。だが、計画性のない奴には厳しい。居住費については、電気代は出すしテレビを持っていなくてもNHK受信料は自衛官は全員払わなければならないし、各種支援団体への集金も多い。 食事は駐屯地内で食べる分にはかからない(中で暮らしてる人だけ)ので助かるが、土日に外出して外で食べるという事は多いはずだ。上司との飲み会も非常に多い。タクシーを使う機会も、足が無い都合上多いだろう。衣服についても、支給された物だけで生活はできるはずも無く、体育用の服から戦闘用のシャツまで何から何まで揃えなければならない。過酷な環境下で訓練する部隊は消耗品も多い。全部自腹だと思って頂きたい。夏場は、分厚い戦闘服を着たまま作業をすれば、汗もよく書く。自販機があるのですぐ飲料を買ってしまうのだ。これが地味に痛い。他にも色々あるのだが、計画性をもって細々した物まで管理している人でないといつのまにか金は無くなっているだろう。 ・頭が硬い 伝統や良き習慣を維持するのは大切であるが、時に同じことを続けているからといい、理由もなく効率の悪い方法を選択している事もある。 陸士が思うそれには、大抵裏の理由があるのでそれは違う事が多いのだが、上になればなるほど訳のわからないシステムに頭を痛める事になる。 変えていく流れを作り、すこしずづ自衛隊風に変えていくだけだ。 ・軍隊である。 自分は短所だとはまったく思っていないのだが、やはり現代の世間一般の価値観と自衛隊のそれは大きく異なっているだろう。それに順応できれば、楽しい毎日である。 割に合わないとか、個人の人権だ、とかを考え始めたら、幸せににはなれない職場だろう。国の為、上官の為、同期の為、家族の為を思い頑張るしかない。 |
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