詳細はお話しできませんが、自分の適性と希望(あまり考慮されな...(自衛官の本音)

職業 自衛官
投稿者名 船乗り        投稿日時:2013/09/25 18:49:49
年齢 41歳
年収 700万円以上800万円未満
給料 5 [5点]
やりがい 4 [4点]
労働時間の短さ 2 [2点]
将来性 4 [4点]
安定性 4 [4点]
自衛官に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 詳細はお話しできませんが、自分の適性と希望(あまり考慮されないみたいですが)で職種が決まります。
自分の職種には一応ですが満足しています。
自分が英語に堪能であれば、もっと仕事が充実すると思います。
海上自衛隊は、資格免許は全くと言っていいほど取得できません。
向上心のある人は、私費と休日を使って資格免許を取得しています(大型自動車免許、海技士、FP、宅健など)。
「石の上にも三年」のとおり、入隊したら3年は頑張って勤務してほしいと思います。
どんな仕事でも3年やってみないと、その仕事の本質が見えてこないからです。
3年勤務して「この仕事は俺には向いていない。」と思って最期まで勉強して退職する隊員は、待遇の良い職場に再就職していきます(警察官、消防士、地方公務員等)。
いいかげんな気持ちで中途退職して、自衛隊時代よりも高収入な職に就ける人はいません。
せっかく自衛隊に入隊したのなら、3曹や幹部を狙って勉強してみてはいかがでしょうか?
自衛隊は学歴社会ではないので(防衛大卒以外は全部中卒と同じ)、個人の勉強や体力錬成、努力が最大限に評価される、公平すぎる社会です。
僕が海上自衛隊が好きだから、というのもありますが、とても良い職場だと自信を持ってお勧めできる職場です。
この職業のここが良い 他の自衛隊と同じですが、海上自衛隊にも良いところや、悪いところが沢山あります。
艦艇乗組員や航空機搭乗員、特に潜水艦乗組員は手当が多く付きます。
地上勤務になると「ガクッ」と手取りが減ります。
母港に帰ってくるとつかの間の休みがありますが、台風が接近したり、大きな行事があったりすると、休みは潰れます。
そしてなぜか台風は週末に上陸します(当然休みも吹っ飛びます)。
艦艇勤務や潜水艦勤務は食事が美味しいです(もちろん無料)。
自衛隊病院へ通院・入院は無料です。
海上自衛隊にも色々な上官や同僚、部下がいます。
稀に変な人もいますが、ほとんどの隊員は真面目で、与えられた仕事を確実にこなし、性格は明るく、おとなしいと思います。
アル中や借金持ちも以前は多数存在しましたが、最近では激減しました。
個人の能力や努力は昇任や昇給に反映されます(客観的に見て、そう思います)。
勉強した人は早く昇任するし、体力錬成を怠った人はそれなりの評価を下されます。
もちろん懲戒処分を受けたら給料は減ります。
転勤は曹士と幹部自衛官(偉い人)によって、180°違います。
若い独身隊員も基地の近郊にアパートを借りて、そこから出勤します(駐屯地や基地で居住するのが義務ですが、当直日以外に基地内に泊まる隊員はいません)。
この職業のここが悪い 入隊した同期の3分の2が依願退職しています。
理由は色々あるのでしょうが、船酔いがキツいのと、航海中は自由な時間が少ない、人間関係(主にいじめ)が主な退職理由ではないかと思います。
しかしここ数年ではいじめを見かけなくなり、若い隊員達も楽しそうに勤務しています。
そして依願退職者が驚くほど減りました。
航海中は衣食住が完備されていますが、昼夜を問わず、睡眠不足になるほど訓練が行われます(座り寝、立ち寝当たり前、人によっては幻聴を起こすほど)。
その他、精神疾患を起こす隊員がいます(うつ病、統合失調症、自殺)。
精神疾患と自殺の予防には海上自衛隊として相当努力していますが、顕著な効果が現れていないのが現状です。
朝の出勤時間が無駄に早いです(6時30分~7時)。
定年退職が54歳なので、ほとんどの隊員は再就職を経験しますが、OBは皆一様に「自衛隊が良かった。」と言っています。
しかし再就職を見越して資格免許を取得する隊員がごく少数です(現状に満足しているためか?)。
茶髪やロン毛、タトゥー、勤務時間中のピアスは禁止です。
ビリビリのジーンズや腰履きも禁止です。
懲戒処分の基準が、が他の公務員と比べて厳しいと感じます。
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