出願権利化(国内、日外、外内)、鑑定、契約等(弁理士の本音)
職業 | 弁理士 |
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投稿者名 | 便利士 投稿日時:2015/08/12 22:34:13 |
年齢 | 45歳 |
年収 | 900万円以上1000万円未満 |
給料 | [5点] |
やりがい | [5点] |
労働時間の短さ | [3点] |
将来性 | [3点] |
安定性 | [3点] |
弁理士に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | 出願権利化(国内、日外、外内)、鑑定、契約等 |
この職業のここが良い | 特許事務所勤務の弁理士です。職人気質の人には向いてる仕事だと思いますね。メーカーで技術者やってた時代と比べて、自由で組織の縛りも少ないのでストレスも少ないですし(但し、大手事務所で管理体制の厳しいところは別ですが)。実力があれば、事務所間の転職はかなり容易ですので、何かあっても(事務所に限りますが)転職先にはそんなに困りません。事務所を2つ、3つと渡り歩いている人も珍しくは無いですね。会社勤務のサラリーマンと違って、収入も自分の実力・頑張り次第で決められるところが大きいです(残りの半分は事務所の客層の善し悪し、経営状態ですが、気に入らなかったり、経営が危うくなれば転職すればよい)。厳しい売上・件数ノルマが課される激務系(高給激務、薄給激務)、売上・件数ノルマが無いのんびり系(ほどほど高給、激安)と色々なタイプの事務所があるので勤める事務所を上手く選べば、自分のライフスタイルに合せて収入と労働時間とのバランスを取ることも可能です。もっとも、以上は、弁理士資格を持たない特許技術者にも概ね当てはまりますけど。また、分業化が進んでいない中小の事務所だと幅広い経験を積みやすいです。英語ができて、外国出願も扱えるならワールドワイドに仕事ができますしね。あと、ほどほど実力があれば、経営状態の悪い事務所でない限り適当に仕事をしても5,600万以上は稼げるので、収入を気にせずにやりがいを追うことも可能です。あと、企業勤務の弁理士と違って事務所勤務の弁理士には実質的に定年が無い場合が多いです(70代で現役とかも珍しくないです)。但し、福利厚生、退職金はありませんが・・。 |
この職業のここが悪い | 弁理士が増えすぎて、資格の希少性は全く無いですね。独立して事務所を構えるつもりが無いなら、資格を取る意義がかなり薄い、単なる自己満足に近いようにも思います。あと、パートナーや管理職でない限り、仕事量に比例して収入は増えますが、年中期限に追われることになりますし、案件によっては徹夜や終電帰りということもあります。ある程度実力があれば1000万以上も可能ですが、客層の悪い事務所だとかなりの激務が必要になります。リーマンショック後、事務所も2極化しつつあるので、いい事務所(客層良い、売上に対する還元率高い、売上ノルマ無し)を選んで、ほどほどまったり働くのがベストかと。あと、昔と違って、クライアント(特に大手メーカー)の要求水準はかなり高くなっている一方で、価格は叩かれる、出願件数は減るで、業界(事務所)全体の将来性は、いまひとつです。資格取得に必要な労力、仕事の遂行に必要な知識・経験のハードルの高さの割には報いは少ないので、この仕事が好きでないなら、資格取っても後悔することになると思います。あと、客商売なので、いやな客を切ることができるほど仕事の依頼が多い場合を除けば、大概の場合、いやな客とも我慢して付き合う必要があります。逆に、依頼が増えすぎた結果、いやな客を切っても困らない/切らざろう得ない状況になったときはせいせいしますが。 |
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