業法的には1号+2号服務経験としては(順不同)交通...(警備員の本音)

職業 警備員
投稿者名 業界経験10年以上…        投稿日時:2016/10/21 11:09:22
年齢 47歳
年収 300万円未満
給料 1 [1点]
やりがい 3 [3点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 1 [1点]
安定性 1 [1点]
警備員に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 業法的には
1号+2号
服務経験としては(順不同)
交通誘導(一般道、高速道)
雑踏(イベント、駐車場)
機械(管制、機動、技術)
内勤(配置管制、指導教育、各種管理)
この職業のここが良い ※以下中小の場合
一般警備士(=バイト)は「面接→即採用」が殆どで採用の敷居が低い。
1号・2号についてはほぼ技能職(=職人)に近いので学歴を問われない。
同様に職歴も問われず、無資格でも問題にならない。
一部法律(刑法、道路交通法、警備業法など)を学ぶ機会が有る。
業種専門ではあるが、様々な資格(国家検定や資格)を取得する機会が有る。
服務先によって様々な場所・施設の内部を観る事が出来る。
様々な業種出身者が居る事から、多岐に渡る他業種内の話が聞ける。
この職業のここが悪い ※以下中小の場合
とにかく給料が安く、バイトの基本時給は最低賃金が普通。
正規職(=社員)も時給換算すると最低賃金か最悪それ以下。
更に正規職はサービス残業が常態化している。
休出手当無く昇級(正規職は賞与も)は基本的に諦めた方が良い。
非番(=休日)設定が例えシフト制の服務先であっても流動的すぎる。
非番を跳ばされる事は日常茶飯事。
正規職に至っては非番その物が数ヶ月無い場合もザラ。
その上で昼夜連続服務が長期続く事もザラ。(過去に120h連続服務を経験)
隊員(または職員)教育があまりにもザル過ぎる。
そもそも、たった30hの新任教育でまともな人材が育つ訳が無い。
法規はまともに教える事がほぼ無く、技能は現場に投げ込んで放置。
意識教育に至っては完全に放置。
上記理由からか服務意識・職業意識が低い者が極めて多い。
加えてそれが先任者から新人に伝搬するので完全に悪循環状態。

労基法どころか専門法である警備業法さえ守る気が無い。
年に1度の所轄の立入前に、毎年馬鹿みたいな量の書類を偽造しまくる。
管制機器(機械警備センターマシン)のDataも当たり前の様に編集書換。
バレたら当然所轄に怒られるし、最悪の場合業務停止どころか認定取消。

1号(施設)・2号(交通)の会社は起業の敷居が低い為、1地域に有り得ない程の数の警備会社が乱立している。
そうした中小が多い為、信用商売にも関わらず価格(値下げ)競争している正気じゃ無い業種。
おかげで顧客が完全に足下見る姿勢で舐められてるとしか言い様が無い。
そうして契約単価があり得ない低価格になっているので利益が少なく、当然の如く真っ先に斬られるのが人件費なので常に人材不足。
更に当然の如く、設備(車両や資機材等)投資も無いに等しい。
業界自体が自分の首を絞めまくるという摩訶不思議な業種。

色々と悪循環過ぎて笑いも出ない。
経営側にしても職員側にしても、とにかく職業意識の著しく低い者が余りにも多すぎる。
業界全体がそうした部分を解決していけば、業種の立場ももっと上がるのではないか。

割と特殊な立場の業種の割に、実際の立場は完全に一般人未満。
これで警察や消防と似た様な仕事やらされるんだから割に合わん。

仕事自体は嫌いじゃないが、業界自体に問題がありすぎる。
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