社内通訳翻訳者(経験20年)ビジネス文書(カタログやPowe...(翻訳家の本音)

職業 翻訳家
投稿者名 さきいか        投稿日時:2012/02/07 10:59:45
年齢 48歳
年収 300万円以上400万円未満
給料 2 [2点]
やりがい 5 [5点]
労働時間の短さ 4 [4点]
将来性 1 [1点]
安定性 1 [1点]
翻訳家に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 社内通訳翻訳者(経験20年)
ビジネス文書(カタログやPowerPointの営業資料や海外からのEメール)の翻訳。海外の取引先の担当者が来たときに通訳。英文ホームページの管理。昼食の弁当の手配と食後の後かたづけ(零細企業なので)。
この職業のここが良い 対人関係が普通にでき人格が普通の人(変人でない人)であれば、英会話講師やビジネス英語講師もできるので、つぶしがききます。職業を尋ねられたときに、特殊な職業なので、珍しがられます。フリーランスなら、業務形態を会社にすれば、社長になれ、通勤がなく、嫌な仕事の依頼は断ることができます。準備をしっかりとしていれば定年退職後にもなれる職業です(ただし、スキルが低いことと年齢的に将来長く続けられないため、ベテラン同業者や仕事の依頼者からは重要視されません)。
この職業のここが悪い 社内翻訳者なら勤め人と同じですが、フリーランスだと、水商売とか芸能界と同じです。ビジネス翻訳は、景気に大きく左右されます。ちなみに2011年の震災以後は、フリーランスに流れるビジネス翻訳の仕事は激減しして、たくさんのフリーのベテランの翻訳者が廃業しています。出版翻訳なら、確実に売れる本の翻訳をまかせてもらえば、数千万、数億を稼ぐことができます(ただし、ほんの一握りだけの、出版業界に強いコネがあるとか、学閥などによるメリットを受けられる人だけ)。2008年までは、フリーランスでも経験年数にほぼ比例して、生活できるレベルの収入を得ることができました。しかし今では、フリーランスは「ばくち」です。これから翻訳者をめざす方は、フリーランスではなく、社内翻訳者の方を主眼に置くのがよいと思います。最初に仕事を獲得するときに、多くの場合履歴書の提出が求められるます。その際、有名大学卒業者や修士や博士が有利です。高卒、専門学校卒、無名大学卒は不利です(どの世界もそうなのでしょうが)。後者の人は、学歴や学閥、縁故による棚ぼたはまず期待できないので、将来ずっと、実力勝負をし続けなければなりません。
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