航海当直(船舶運航責任者)としての業務詳細は一日…8時...(航海士の本音)

職業 航海士
投稿者名 某3等航海士        投稿日時:2009/01/09 12:43:56
年齢 22歳
年収 400万円以上500万円未満
給料 4 [4点]
やりがい 5 [5点]
労働時間の短さ 3 [3点]
将来性 5 [5点]
安定性 4 [4点]
航海士に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 航海当直(船舶運航責任者)としての業務
詳細は一日…8時間(朝と夜に4時間ずつ)で当直を行う。

基本的には、一人の部下を伴い船を4時間責任者として運行し、航行させる。
万が一事故を起こすと、年齢階級のいかんに関わらず、担当当直航海士の責任となる。

また、近年は船上の書類整理などデスクワークも多い。

さらに、船体のペンキ塗装や、さび剥がしなどの整備作業も重ねて行う。

賞味、一日8時間以上働いているといえる。
この職業のここが良い 長期の勤務は、大変ですがまとまった休みがもらえる(大体、内航船で一か月、外航船で三か月程度)が魅力的です。

乗船中は、食事等の福利厚生は船社が負担してくれるため、タバコ、酒などの嗜好品等のお金以外はかかりません。

外航船員の場合、約八か月の乗船勤務を終えて下船すると手元に約400万円のお金があるわけです。
※休暇中も基本給(25万円前後)は必ずもらえます。

また、航海士の資格(海技士という)は、終身資格なので一度取得してしまえば、一生ものの資格となります。

最後になりましたが、大海原と戦い、海を航る士(海をわたるサムライ)として、航海士という仕事は、まさに男のロマン、やりがいに満ちた仕事です。
この職業のここが悪い 長期乗船のため体調に十分注意しなければならず、体調を崩した場合細かなアクションが取りにくい。

女性との出会いが少ない職場であるといえる。

慢性的な日本人船員不足、日本船社の外国人船員の採用が著しい。(日本人外航船員は、女性自衛官の総数より少ない)

外航船社に多いが、ある程度のお金を稼ぐと若い船員は、勤務の過酷さを理由に転職してしまうことが多いため、経験の豊富な船長などの幹部職員の育成が大変難しい。
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