本社勤務は一般企業と同じく基本日勤職場。記者は記者発表のスケ...(新聞記者の本音)

職業 新聞記者
投稿者名 記者A        投稿日時:2022/06/06 09:57:44
年齢 52歳
年収 900万円以上1000万円未満
給料 5 [5点]
やりがい 4 [4点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 2 [2点]
安定性 3 [3点]
新聞記者に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 本社勤務は一般企業と同じく基本日勤職場。記者は記者発表のスケジュールに沿って、自分の担当の取材をこなしたり記者会見に出たりする。警察、県庁担当なら記者クラブに常駐するのが基本。夕方までに出稿メモをデスクに上げて、会社や記者クラブで原稿執筆。デスクがチェックし、時には再取材をするよう言われる。原稿にオッケーが出てその日の取材予定がなければ帰社。ただし帰る時間帯はバラツキがあり、まあ7時前に退社できる人はそうそういない。午前様も当然。

記者といっても、新聞紙面を作る整理記者(編集記者)という仕事もあり、こちらは自分の会社ではすべて夜勤。夕方から午前1時ごろまでが基本。4勤2休がデフォルト。紙面の記事の配置、見出し付けなど全てコンピューターで制作する。
この職業のここが良い コミュ力が高く、文章を書くのが好きな人なら適職。福利厚生もしっかりしている。地方の支局、通信局などの1人勤務も多く、時間が比較的自由で趣味を持ったり好きなことができる。
この職業のここが悪い 事件記者は昔からブラック。帰社が午前様なんて通常運転で、以前は休みもほとんど取れなかった(今は労基署の目が厳しく強制的に休みを取らされる)。宿直も当然ある。自分は今地方勤務だが、本社勤務の時は3カ月間休みなしということもあった。正直、新聞社はネットの浸透で斜陽産業になりつつあり、将来性はいいとは言えない。社員数もどんどん減少しており、その分、記者1人当たりの仕事量も増えている。その上、運動部的な感覚を持った時代錯誤なパワハラデスクも多く、メンタルをやられる記者が増えている。給料はいいが、取材対象との付き合いなどで出費もかさむ人もいる(やり方次第ですが)。地方勤務では事件事故からまちダネまですべて1人でこなす。完全に休めるのは毎月1、2日だが出勤簿上は5日以上休んだことに調整している(労基署が厳しく、上から休日を取れと言われる。ただし実態はこんなもの)。
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