東京仕立て。地直しから、仕上げまで。直し、襦袢から、浴衣、コ...(和裁士の本音)
職業 | 和裁士 |
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投稿者名 | かわいさん 投稿日時:2014/07/31 16:30:59 |
年齢 | 79歳 |
年収 | 300万円未満 |
給料 | [1点] |
やりがい | [5点] |
労働時間の短さ | [2点] |
将来性 | [2点] |
安定性 | [1点] |
和裁士に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | 東京仕立て。地直しから、仕上げまで。直し、襦袢から、浴衣、コート、羽織、訪問着、長物まで。最近は舞台の衣装も少し。もう歳なので、以前の速さは出ず、集中を途切れさせないようにするしかない。すっかり、背中も、腰も、曲がってしまいました。 |
この職業のここが良い | 様々な見事に美しい反物をを仕立てられた。 腕を見込まれると、指名というか、お客さんが呉服屋さんに、「今回はいつもの人じゃなくて、他の人が縫ったんでしょ。いつもの人に縫い直してもらって。」と、縫い直しを頼まれたことがあり、大変なのに嬉しかった。 仕上がった着物を衣紋掛けに掛けて眺めていると、実に幸せです。 負けん気が強いので、面倒な仕立てほど、やりがいを感じられる。舞台衣装など、初めて縫うデザインも、自分なりに考えて工夫して縫い上げるのが、とても楽しい。 変わってるねー、と子供にまで言われる。 お金に苦労するばかりだが、この仕事に惚れている。 |
この職業のここが悪い | 工賃が安い。呉服屋さんは、仕立て屋の苦労を知ろうともしない。いまだに、直しの方が楽だと思っていて、びっくり。 始めた頃は、本職にするつもりは無かったのだが、和裁士同士で結婚してしまい、二人も子供をもうけてしまい、親に散々反対された通り、苦労の多い結婚生活になった。 月々の収入は不安定、春と年末は徹夜続き。 夫の性格もあり、家族で海水浴に行ったことも無かった。 子供達には浴衣ぐらいしか、縫ってやったことが無いし。 日がな一日仕事ばかりせざるを得なかったので、物知らずのまま歳を取ったと、子供に言われた。 歳を取っても、この仕事でなんとか食べていける、子供達に迷惑は掛けないと思ってやってきたのだが。。。 |
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