工事受注後、完成までの現場指揮。(土木施工管理技士の本音)
職業 | 土木施工管理技士 |
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投稿者名 | 地方民 投稿日時:2019/08/26 20:00:09 |
年齢 | 35歳 |
年収 | 300万円以上400万円未満 |
給料 | [1点] |
やりがい | [2点] |
労働時間の短さ | [1点] |
将来性 | [1点] |
安定性 | [2点] |
土木施工管理技士に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | 工事受注後、完成までの現場指揮。 |
この職業のここが良い | 様々な現場を経験でき、日々違う事の連続。 飽きるという事の無い仕事。 土木と一括りに言うが、裾のは広く、更に深い。 どれか一つの業種を極めるだけで、自分の一生を費やす必要がある。 そのような、様々な業種のプロ仕事は見るだけでも面白い。 また、災害発生時、多くの人を助けに行くという使命を内包した業種なので、志を持ち従事すれば、意義を持った技術の習熟となる。 地震などで全壊した街へ道を通し、復興への第1歩を踏み出すと共に、再発を防ぐ防災の工事を行う。土木という業界はもっと胸を張っていいと感じる。 |
この職業のここが悪い | 上記で書いた様に、とても意義のある仕事だと思うが、現状の労働環境がひどいのでなかなか、お勧めしにくい業種です。 地方の中小企業に入れば、拘束時間は長く、給料は固定。時給に割ると、最低賃金を大きく下回る月も出る。ちなみに1級土木の資格手当は無い。 多くのストレスにさらされるので、管理者の気苦労は他業種を圧倒している(私は他業種からの転職組) 国家資格と言えば聞こえはいいが、収入にも繋がらない資格に何の意味があるのだろう?と、労働者サイドからは思ってしまう。まあ、存在意味はあるのだが・・・。 そういう会社が一般的で、より酷い会社も多々存在する。一般的なホワイト企業を探りあてるのはとても大変なので、他業種で探す方が建設的。 全体的に高齢化と人手不足が蔓延しているので、仕事を押し付けた者勝ち。 と、いうような風潮がある。 後進の教育、人材育成は若い人が入らないので物理的に不可能な中、会社維持のための工事受注量は変わらないので、ジリ貧な会社が多い。 経営者は、現場の疲弊と土木業界の競争相手(ホワイトな他業種)が見えていないので、人的回復を望めない。また、見えていても、行動は起こさない事が多い。有給ぐらい取得させた方がよいと思われるが、なかなか・・・。 外国人労働者を頼っているが、管理者育成の目途は立たない。 しわ寄せが、管理者へ集まるので、脱落する管理者が出る。 せっかく育った管理者が業界を去るのは、心苦しい。 業界の変革期に入っている事を、経営者は理解し自社の社員待遇改善を行ってもらいたい。 管理者だけでなく職人の教育もままならないので、合わせて行わなければならない。 この業界に入る場合、大手に入社する事を進めるのと同時に、資格取得後は自分で撤退ラインを決め、転職を活用し、人間らしい生活を確保して欲しい。 |
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