授業。そして教材研究 (プリントもつくる,ビデオ編集もする ...(中学校教諭の本音)
職業 | 中学校教諭 |
---|---|
投稿者名 | 公立中学校社会科 投稿日時:2013/01/26 00:55:39 |
年齢 | 50歳 |
年収 | 500万円以上600万円未満 |
給料 | [2点] |
やりがい | [5点] |
労働時間の短さ | [1点] |
将来性 | [1点] |
安定性 | [3点] |
中学校教諭に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | 授業。そして教材研究 (プリントもつくる,ビデオ編集もする 本を買ったり,博物館に行ったり,発掘現場に行ったり,施設見学に行ったり,資料を買いに行ったり) 学級経営 公務分掌 生徒指導。(時にはだらしない保護者の指導 何でやらなきゃならないの) 部活動 経験のあるなしの関わらず 全員 学校行事 地域行事への協力 |
この職業のここが良い | ・生徒の成長が感じられるとうれしい。全員が100点取れることではなく,10点だった子が30点とれるようになることなど些細なことがうれしい。 ・出会いがあり別れがあるので日々を大切にできる。 ・中学校教員はチームでやっているので,仲間意識が強く,互いに励ましたり励まされながらやっていける。どの学校でもそうだった。他人をだし抜いて自分だけ営業成績をあげるなどとやっていると結局学級や学年が崩壊し,自分自身も苦しくなるので。 ・教材研究などをするたびに新たなことが学べ,いくつになっても自分自身の成長も感じられる。 ・最近,教育委員会もマスコミからたたかれているが,基本的には教員を助けてくれたり,アドバイスを与えてくれたりするので助かることが多い。上に立つものが部下の教員を信用せず,締め付け,押さえつけたりすることに血道を上げたり,点数が高い学校に予算を多くつけたりするようでは,教員間の仲も悪くなり,そのしわ寄せが生徒にくるに違いないと思う。(点数が低い学校ほど,教員も生徒も保護者もきついのだから,そこに人的配置や予算を多く着けるならわかるが) |
この職業のここが悪い | ・教科によってはなるのがたいへん。特に高校。一昔前は,地理,倫社政経などとわかれており,倍率が高い上に地理を受けようと思って勉強していても,試験3ヵ月前ぐらいに,今年は地理の採用はゼロ等とわかる年もあり,断念した。中学校も社会は厳しい。いずれにしても,団塊の世代の退職がはじまる以2.3年前までは,少子化のため採用が極端に少なく,不安定な講師や塾のバイトで生計を立てる人たちも大勢いた。断念する人も多く,採用試験を10回15回と受けて,何とか30,35でようやく教員になれても,定年は同じで,老後も不安。 ・どこかの政治家たちは,教員は皆共産主義者で,厳しく締め付けないといけないと思っているのか,教育再生とか,教育現場が崩壊しているような印象を持つ政策をとったり,教員免許更新を導入し,(ホントはまず議員免許制度がいるのでは)授業料を出させ,ことあれば首にしようとしている。いや,勉強はしたいが,首をおそれての勉強をやりたいのではない。じっくりと研修に取り組める時間の余裕(人的配置の拡充)がほしい。 ・時間がない。しかも年々ひどくなる。部活もやり,土日も休めないが,夕方や土日ほおっておくと,いらぬことをする生徒も少なくない。部活に情熱を燃やしてくれた方が生徒指導上も本人の心身の発達のためにもよいので仕方がない。よって授業の準備はその後。若い教員は学校に残って深夜まで。家庭がある教員は家に帰り家事や子どもの世話をすませて深夜から授業の準備。きついが,それをやらないと次の日に納得いく授業ができないから,1時までも2時までもする。何年ごとかに教育課程がかわるし教科書もかわるし,生徒も年によって学校によって質がかわる。自分のスキルも上がると,結局過去の使い回しはできないので,この状況は退職するまでずっと続くことに,何年かたって気づいた。特に社会はそう。法律も統計資料もかわっていく。 ・体調が悪くて休むと授業が遅れ,予定のところまで終わらないから休めず,ますます悪くなる。有給休暇は消化できないし,使わねば消滅するばかり。 ・近年保護者とのトラブルが多く,理不尽な要求は断固としてはねつけたいが,上から止められるのでストレスも多い。 ・マスコミなどは教員攻撃ばかりして,ほとんどの地道にまじめにやっている教員をつらいめにあわせており,この怒りをどこにぶつけていいのかわからず,つらい。 ・給料が増えない。バブルの頃など民間では最初の冬のボーナスが百万だとかいう話も(短大卒の妻がそうだった)あったが,公務員は全くなく,公務員は低すぎるから上げろなどとは誰も言わないのに,景気が悪いと高すぎる,下げろと言われ,小学校から大学までさぼらずに一生懸命努力してなった教員なのに,金銭面では夢も希望もない。旅行をし,手に入れた資料や写真を授業で使っても誰も金を出してくれないし(期待はしていないが)自腹を切っている教員は周りにもいっぱいいる。特に,近年,学校予算は締め付けられているので,必要な教材は自分の給料で買っている。学校から遠い不登校生徒のところには車で家庭訪問に行くが交通費はない。最近ガソリンが高い。まだまだあるけど・・・ |
honne.bizでは、中学校教諭の職種に対する本音や、年収・給料などの賃金に関する満足度を集計している情報サイトです。中学校教諭の、就職活動や転職活動、それに関連する資格試験や資格取得などに当サイトをお役立てください。