個別指導に就職して、集団指導に転職しました。塾によって仕...(塾講師の本音)
職業 | 塾講師 |
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投稿者名 | やめとけ 投稿日時:2020/06/04 00:04:18 |
年齢 | 29歳 |
年収 | 300万円以上400万円未満 |
給料 | [1点] |
やりがい | [1点] |
労働時間の短さ | [1点] |
将来性 | [1点] |
安定性 | [1点] |
塾講師に対する評価者の属性 | 過去にこの職種で働いていた |
仕事内容の詳細 | 個別指導に就職して、集団指導に転職しました。 塾によって仕事内容は塾によってまちまちです。その上、配属先の教室などによって労働環境を左右されます。職員や講師としても働きましたが、その教室のトップの意向が強く反映されます。 営業活動イコール、勧誘と引き留めですが、子どもより保護者を言いくるめてなんぼです。外面のいい、口がうまい人が結果として数字が出るので、そういうタイプが評価に繋がりやすいです。 他には時間割作成や人事管理などがあります。お茶出しをまだ女性の役割とするところが多いですね。 あくまでも教育を商材に扱う業界なのに、人権感覚が欠落しがちな傾向があると思います。 個別指導は、確実に生徒と馴れ合いがちになります。最悪なところは、極端に大人しい反論しないような生徒を、大人が他の生徒と一緒になって無意識にいじめの対象にしてしまうケース。塾組織には自浄能力がないので、止められないです。 集団指導は、大人の知らないところで子ども同士のいじめが発生するので、人数が多いほど把握することが難しい。そしてこれもまた、止められないです。 いじめが発生しても、教育的指導はほとんどなされません。形ばかりの聞き取りと対応です。上から余計なことするなとはっきり言われます。 |
この職業のここが良い | 学生時代にアルバイトととして職業体験できることくらいでしょうか。どこも人手不足なので採用されやすいです。 しかし、まだ分別がつかなくて、様々なかたちで周りの大人に影響受けてしまうような学生のうちに、クセの強い職場を経験してしまうのはかなりデメリットだと思います。 とにかく長期就労はおすすめできないです。 |
この職業のここが悪い | なにもかもがひどいです。 どんなに繕っても、生徒の成績をあげる方法は生徒をコントロールすることです。子どもは大人の意向を無意識でも強く感じとります。本当に生徒のためを思って教育するならば、偏差値教育は害悪だし、何時間も机にへばりついて一方通行な勉強をさせるのは、教育的虐待に該当すると、良心や良識があれば自ずとわかるはず。 例えば大学受験であれば、「この大学はこういう校風で、過去に(ジェンダー配慮の取り組みなど)こんな対応をしてきた。この学部の強みはこのポイントで、この教授は○○の分野にこういう研究をしてきて今は△△の研究をしている人だ」と、パンフレットやオープンキャンパスだけでは知りにくい情報を噛み砕いて、生徒に伝えるべきじゃないだろうか? もともとしたいことがある生徒には、ミスマッチを防ぐことになるし、まだ方向性の定まらない生徒には、なにか取っ掛かりを掴めることにもなりうる。 今の塾の業界はある意味で無責任。自分たちはこれだけ量を子どもに教えた。誤った指導はしていないから、後は子どもに責任がある。つまり、親がどんなに大枚はたいても結局のところ、子どもに自己責任を押し付けてる。塾を辞める選択肢のない子どもには逃げ場がない。だから勉強せざるをえなくて成績upに繋がってしまうこともある。 なかには塾に通わなくてもそこそこ頭が良かったのに、塾によって情緒不安定になって成績も落ちて本末転倒になる子も多い。 業界が体育会系気質、言い換えるとハラスメント気質で成り立ってる。それに合う人が働いているので、子どもはブラック企業にお金払ってエビデンスに乏しい権威主義的修行をさせられてる感じだ。 働く側は、メンタルが不安定な人、威勢のいい人、無関心な人(自己中心的な人)の3つに大分されると思う。子どもが好きで働いてるより、「他に就職先がなくて仕方なく」や、支配的ポジションに立ちたい、という人がほとんど。 まともな塾ってあるんだろうか? 人権教育がなされない上に、未だ学歴社会のこの国では、良質な教育は望めないと思う。 あくまで、大人の個人のポテンシャル次第で、それを制度的に補うすべもない。 まずは、労働法などに遵守する経営をしてほしいものだ。 |
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