世間は、障害を持った子どもたちに、ただ勉強を教えているだけと...(特別支援学校教諭の本音)

職業 特別支援学校教諭
投稿者名 まりー        投稿日時:2019/07/20 21:14:28
年齢 42歳
年収 400万円以上500万円未満
給料 4 [4点]
やりがい 4 [4点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 3 [3点]
安定性 4 [4点]
特別支援学校教諭に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 世間は、障害を持った子どもたちに、ただ勉強を教えているだけと思っているかもしれないが、内容は多岐にわたっている。体育にも音楽にもほぼ全ての教科に関わり、水泳もあれば、宿泊学習、ステージ上でのパフォーマンス的なことから、学級の畑で野菜を作るなど、非常に様々。
授業はもちろん、理解しやすいように一人一人に教材を手作りし、保護者へ説明するための書類作成、会計処理、掃除、会議資料作成‥ キリがないです。給食も休み時間も指導時間であり、生徒下校後の休憩時間が、実質掃除の時間になっている。
勤務時間内に終えられる業務量では到底ない。残業代はなし。しかし、給料減ってもいいから時間が欲しいとさえ思う。
この職業のここが良い ・音楽やスポーツなど特技があれば、結構活かせる。
・出来なかったことが、支援していくうちに出来るようになったり、成長していったりする姿に、たまらなく感動する。
・人との繋がりが多い。
・一人一人の実態に合わせて、指導内容を考える。
この職業のここが悪い ・とにかく忙しい。子どもと関わる仕事なのに、こんなに余裕がなくなるくらい多忙で、自分の生活がままならなくなる。
・遅くまで仕事、土日出勤、過剰に働いていることが美徳となりがち。
・教員不足。教員の数が足りなく、大人の都合で学級まで変わった。
・親は悩みながら子育てしているためか、いつもは子育てに一生懸命なのに、気持ちがギリギリなのだろう、何かのキッカケでキレられてしまうことがある。
・子どもに向き合う時間1割、その他の仕事9割。
・子どもとの関わりが適切な先生よりも、管理職に気に入られる目立つ事をしている人が、のし上がっていく。
・やりがいを感じながら長年働いてきたが、最近、障害を持った子どもたち以上に、この子たちを将来支えるであろう普通小中学校の子どもたちを、もっと丁寧に教育していく必要があるんじゃないかと考えている。
この評価が参考になりましたか? 
参考になった人の数:20人中20人

honne.bizでは、特別支援学校教諭の職種に対する本音や、年収・給料などの賃金に関する満足度を集計している情報サイトです。特別支援学校教諭の、就職活動や転職活動、それに関連する資格試験や資格取得などに当サイトをお役立てください。