我が国の隠された医療体制の真実を言っておく。コメディカル...(作業療法士の本音)

職業 作業療法士
投稿者名 現在医療業界以外の国家資格職        投稿日時:2017/01/16 21:06:24
年齢 47歳
年収 400万円以上500万円未満
給料 1 [1点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 5 [5点]
将来性 1 [1点]
安定性 1 [1点]
作業療法士に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 我が国の隠された医療体制の真実を言っておく。
コメディカル(薬剤師、看護師、放射線技師、理学療法士、作業療法士、その他多くの医療資格職)の多くの者が感じているように、仕事に対する給料、やりがい、将来性、安定性が低いと思われることがなぜに起きるのか?
まず、コメディカルを雇っているのはほとんどが医療機関であるが、公的医療機関や国立大学病院などを除いてほとんどが私的医療機関である。
ではその私的医療機関の経営陣には誰が就いているか?
それはある特定の医療法人を除いてほとんどが医師である。
ではその医師はコメディカルの仕事の内容を把握しているか?
検査技師で言えば、医師が検査機器の取扱いことなどを医師が知っているか?
検査技師の仕事の内容や職務の難度を理解しているか?
放射線技師で言えば、放射線機器の取扱いや撮影法を医師どもが知っているか?
ほとんど知らないのが現状である。

他のコメディカルでも同じことが言える。
医療機関の経営者である医師が職員の仕事内容を把握していないのが現状である。
そのような経営者である医師どもがコメディカルである職員の個別の能力の有無をどうやって査定するのか?
できないのである。
よって努力して有能になっても低遇であったり、逆に無能な上司でも厚遇であったりするのである。
賞与の査定や昇給が低いのも、その査定する判断基準を医師どもは理解していないからである。
職員の業務内容や職務評価をできてない会社組織は医療機関だけである。
くわえて医療機関の会計上、医療機関の業績が低下
したといって、医師どもの年収を低くしたりしない。
ではそのツケはだれが払うのか?
コメディカルにそのツケはいく。
経理の知識などない医師が医療機関やクリニックを経営しているのである。
無能な事務長や医療コンサルタントにそれを見抜けず騙されているバカ医者がどれだけいることか。

また、放射線技師や理学療法士、作業療法士、臨床検査技師などはひとむかし前は金の卵であり(資格取得者が少なくひっぱりだこ)、当然、賃金も高かった。
しかし、低偏差値の私学医療専門学校乱立を厚労省
が認可したため、今の現状はコメディカルは飽和状態である。
厚労省にコメディカルが足りないと嘘っぱちの進言をしたのはまさしく医師どもである。
中学、高校を卒業して、どこにも進学できないほどのボンクラどもを「必ず国家資格がとれ、医療業界に就職できますよ」をうたい文句に誘う構図のできあがりであり、ボンクラどもにとってはありがたいが、医師どもも安くコメディカルを雇えるようになる仕組みを成立させたのである。
日本医師会の企てにのってしまっているのである。
有資格者が飽和すれば、簡単には退職できず、職場待遇が悪くても我慢して低賃金でも働かなくてはならない。
まさに使い捨てである。
まさしく医師どもの思惑どおりである。
医師会は医療に従事する者(医師やコメディカル)の質の低下が医療の質の低下につながることなど知ったことじゃない。
昭和56年琉球大学医学部設立以降現在までの医師数ののびにくらべて、コメディカルの増加数を見れば、いかに日本の医療は医師の利益のみを優先しているかが分かる。
医学部定員の推移を見れば分かるが、医師数を日本人口に応じて削減している政策をしていた時代すらある。
日本の医療は医師中心なのである。
これがいまの日本の医療のほとんどだれも気付いていない現状である。

どんな業界でも努力し、経験を積むことは評価されるに値され、それが以降の人生にも活かされる。
しかし、医療業界はそれが全くない。
医師は、コメディカルに対して、仕事はそこそこしてもらえばそれでいいので、そのかわり賃金も高くやらないよという程度のものしか要求していないからである。
コメディカルは医師がめんどくさくてやらないことをさせるためにできあがった資格であるからである。
これから医療業界や介護業界に進学する高校生や浪人生は絶対に考え直すべきだ。

この職業のここが良い ノーコメント(言及するに及ばない)
この職業のここが悪い 上に同じ
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