若いうちは船で仕事をします。取り締まりや訓練等がメインとなり...(海上保安官の本音)

職業 海上保安官
投稿者名 海好き        投稿日時:2019/03/24 22:56:52
年齢 45歳
年収 500万円以上600万円未満
給料 2 [2点]
やりがい 2 [2点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 2 [2点]
安定性 5 [5点]
海上保安官に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 若いうちは船で仕事をします。取り締まりや訓練等がメインとなります。
30代になると陸上勤務となり、終日パソコンとにらめっこの事務仕事となります。
転勤は2~3年ごとにあり、早ければ1年であります。幹部となる保安大学卒業者は、1~2年ごとに全国転勤です。
基本的に、いつでも出勤。緊急作業があるため。
この職業のここが良い 倒産がありません。
転勤が頻繁にあるので、嫌な人と同じ職場になっても短い期間で終わります。
公安職であれば、多少給料が良くなります。
この職業のここが悪い 船に勤務している若いうちは他の公務員と比べて給料が少し多いですが、30代となって陸上勤務となると、給料激減、残業激増、残業手当は少ないまま。欠員となれば二人分働かされることとなりますが、給料は一人の時と変わりません。なお、欠員はよくあります。
幹部でなくても転勤が頻繁にあるので、家族を持つと大変です。家族サービスは非常に難しいですね。陸上勤務にしろ船勤務にしろ、有給はとりにくいです。
陸上で働くこととなって給料が激減して転職しようとしても、保安庁のやっている仕事は他の職種での経験値にならないので、つぶしがききません。そのため、生涯転勤・単身赴任生活となる人が極端に多いです。子供の成長を身近で見ることができません。
転勤=転職といった感じで、転勤の度にいつも素人です。経験値がつきません。その職場二年目の年下の若い子の方が詳しいことはよくあります。なので、転勤の度に(2~3年ごとに)大変苦労しますし、家族も引っ越しで大変苦労します。うつになる人が多数います。
女性海上保安官は、良い子が多いのですが、以上の理由からなかなか結婚できませんし、かわいそうです。

陸上勤務となると非常に残業が多くなりますが、月間の残業可能時間と、年間の残業代予算が決められているので、実際の3分の1くらいしかつかず、サービス残業のオンパレードとなります。海上保安庁は労働組合がありませんので、言われるがまま仕事をしなければいけません。
取り締まり、救助作業、消防(火災消火)の仕事、それぞれの訓練、船体のメンテナンス、船の機関のメンテナンス、給与・旅費計算、制服の請求作業を船の乗組員がすることとなるため、明らかに人員不足で掲示板不足となる。これがどういう意味かわかりますか?
事故のもとです。みんな頑張っていますが。
警察官が、パトカーの車体塗装やエンジンの整備はしませんよね?警察が消防の仕事をしませんよね?海上保安官は多岐にわたって手を出しているため、経験値が厳しいです。頑張ってはいますが。
突然の辞令で、事務員が1ヶ月後から船長をしなければいけないことは、よくあります。事故に注意です。かわいそうです。民間会社では、船長は、経験豊かな人物でなければ絶対にさせません。機関長も同様です。
こらから海上保安官になろうと考えている方は、そこら辺をよく理解してから試験を受けて下さい。海上保安学校の学生募集活動をしている海上保安庁職員は、そんなマイナス面は一切話しません。話すと上司に怒られて、遠くに転勤となります。海上保安庁のクセじゃ。
あと、家族サービスは難しいですよ。
でも、転勤と単身赴任とインドア派が好きな人にはうってつけです。天職かと。
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