検務部門で執行徴収担当をしています。裁判が確定す...(検察事務官の本音)

職業 検察事務官
投稿者名 匿名        投稿日時:2015/10/02 22:58:05
年齢 40歳
年収 600万円以上700万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 4 [4点]
労働時間の短さ 2 [2点]
将来性 3 [3点]
安定性 5 [5点]
検察事務官に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 検務部門で執行徴収担当をしています。

裁判が確定すると,懲役なり禁錮なり罰金なりの判決に対して,懲役や禁錮であれば,刑務所に刑の執行指揮の書類を作成し,検事の指揮を受けて刑務所にいる被告人を受刑させます。

罰金であれば納付義務者に説明をし,速やかに納付させるようにします。罰金の納付ができない者にはその身柄を拘束するなどして刑務所の中にある労役場に留置して一定期間労役をさせます。

それ以外にも事務局部門や捜査公判部門や他の検務部門を多数経験しています。

異動のサイクルは大体2年程度で,早いと1年で異動します。基本的には採用された各都道府県にある地方検察庁の管内(県内)も異動ですが,希望が通れば,他の地方検察庁や高等検察庁に異動することも可能です。
この職業のここが良い 捜査部門では,自分自身の正義感に正直でいられることができます。

例え軽微な事件であっても,その裏に隠されたドラマを目にする機会があり,不謹慎ですけど,ワクワクするし,真実にたどり着いた時や,被害者の方から「ありがとう」と言われるととても嬉しく思います。



これまでの投稿で検察事務官を悪く書いている方がいますが,その大半は,その人自身は仕事もできず,コミュニケーションも取れない中途半端な人が多く,すぐに辞めている人が多いですね。どこの社会でも同じでしょうが,自分に合っていないと考えているからこそ悪く言うのであって,そういう人は職業選びのリサーチ能力が低いのではないかと思われます。検察事務官に向いていない人のコメントではないかと思われます。

どんな会社や組織でも,最初から仕事を任される人はなかなかいません。最初は雑用も当然にあることでしょう。それを嫌々やるから,自身の評価が低いのです。

一生懸命にやり,自分の仕事に対する評価を上げていけば,上司から認められるようになり,徐々に難しい仕事も任せてもらえるようになります。

 検察庁の業務で言えば,捜査部門の事務官は,通称,立会事務官と言いますが,その立会事務官1つとっても,最初は窃盗や覚せい剤事件などの簡単な事件を担当する副検事の立会事務官をしますが,力量があがれば,殺人事件などの凶悪犯罪や財政経済事件を担当する検事の立会事務官を任されるようにもなります。徐々に自分の力量が上がれば,自然と難しい仕事を任されるようになるのは,どこの世界でも一緒ではありませんか?
この職業のここが悪い 特に捜査公判部門では,勤務時間の終わりが見えないことが多いです。大きな事件や多数の事件を抱えていると土日休日も返上して仕事をすることがあります。

土日休日に出勤すると振替休暇を取得できますが,結局,次の仕事に忙殺されて,計画通りに休むことはまず難しいです。

捜査公判部門では検察官とペアになり,2人1組で仕事をします。どんな職種でも一緒かもしれませんが,お互いの相性が悪ければ,とても仕事を楽しく感じることができません。検察官も多種多様な人がおり,厳しい方もいれば楽しい方もいます。

お互いに人間ですから,相性が良くなければ非常に苦痛です。その逆に検察官との相性が良いと仕事が何倍もやりがいのあるものに感じます。

検察官と立会事務官は,下手をすると,1日の大半を一緒に過ごすパートナーです。

また,検事の中には,たくさんの仕事を同時に素早くこなせる方もいます。

たくさんの仕事を同時に素早く進めていくので,要領が悪い人や根気がない人には不向きです。

また,手続きや書類の正確性に非常に気をつかうので,ずぼらな人も不向きです。
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