前職あり。現在は民事の書記官です。仕事は民事・刑事・家事...(裁判所事務官の本音)

職業 裁判所事務官
投稿者名 GG伊藤        投稿日時:2019/04/04 23:53:31
年齢 32歳
年収 500万円以上600万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 3 [3点]
労働時間の短さ 5 [5点]
将来性 2 [2点]
安定性 5 [5点]
裁判所事務官に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 前職あり。現在は民事の書記官です。
仕事は民事・刑事・家事・少年で全く異なりますが、事件のことについて法廷以外で直接会って話せる職員=裁判所書記官と思っていただければいいかと思います。〇KBみたいですね。
ですので、どんな来庁者対しても丁寧に対応すること、裁判所のイメージを保つこと、自らのメンタルを管理することが大切なお仕事になります。さすがにノコギリで切りつけられることは無いので、彼女たちよりは気楽な仕事です。
また、書記官になるための試験の合格には勉強が必須ですが、仕事のできる人は激務部署に回されるため、仕事のできない事務官ほど合格しやすいという残念な状況が生じています。
書記官と事務官とでは月4万円程度異なるので、成果に応じた報酬を受けたいと思う人には向いていないかなとも思ったりします。
上に書いた「ここが悪い」も含め、そういうところは変えていかなきゃ!と思う方はむしろ来てください。
この職業のここが良い とにかくホワイト。事務官は(一握りの激務部署を除き)ほぼ定時退庁で、有給は消化するほど褒められます。女性の産休育休は当たり前、最近は男性の育休も簡単に取れます。法を司る府ですから当然なんですけどね。そういう意味では先進的な職場です。
また、皆さん学歴が高いので話が理論的です。「何言ってんだコイツ」と思うようなことはほぼないですし、こちらからの建設的な意見は汲み取ってくれる風土があります。頭ごなしに怒る上司も大変少ないので、苦手な方にはおススメです。
この職業のここが悪い 言い方が悪いですが、頭でっかちのコミュ障が大変多いです。来庁者対応も下手なので、クレームに発展することもしばしば。よく「お役所仕事」なんて言いますが、市役所などの方が断然ちゃんとしてますね。
また、すべての事件を未だに紙で管理しているため、事務処理がとても煩雑&IT環境への理解がまったくありません。そういう意味では後進的な職場です。
ただまあ、このような弱点は職員全体が理解しているので、自分の強みをトゲなく上手に伝えられれば、大変重宝されると思います。
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