特許出願明細書の作成、中間処理の対応、外国から国内への移行案...(弁理士の本音)
職業 | 弁理士 |
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投稿者名 | あう 投稿日時:2021/01/31 12:02:26 |
年齢 | 50歳 |
年収 | 500万円以上600万円未満 |
給料 | [3点] |
やりがい | [5点] |
労働時間の短さ | [2点] |
将来性 | [2点] |
安定性 | [2点] |
弁理士に対する評価者の属性 | 過去にこの職種で働いていた |
仕事内容の詳細 | 特許出願明細書の作成、中間処理の対応、外国から国内への移行案件の翻訳文作成 |
この職業のここが良い | 上司から完全に仕事を任されれば、の話ですが、自分の裁量で仕事の内容、進め方を決定できるのはよいですね。 |
この職業のここが悪い | 金の切れ目が縁の切れ目、ではありませんが、リーマンショック後業界の景気が著しく悪くなり、その結果、給与は下がるは、特許事務所内でも粗探しが始まって人間関係が悪化するわで、業界に希望が持てなくなりました。 大手(100人以上)、中規模(10~100人)2か所、小規模(10人以下)1か所に勤務した経験から言うと、大手事務所の場合、20年以上前から在籍している方が高給もらっていながら景気悪化があっても大幅な引き下げができずに、若手(入所時期が若い)が働きぶりの如何に関係なく給与水準が抑えられている感じです。他の大手事務所の知り合いに聞いても同じような感じです。 中規模、小規模では、出願件数の減少によって経営自体が相当危うくなっているところも多いです。 昔は手数料の最低額が規定されていたようですが、自由化が始まって以降、電機メーカーとか特許明細書作成料が20万ていどだったりするところも多く、ひと月、明細書5~6件+中間処理4~5程度の処理件数では、年間の売り上げで1500~1800万程度にしか到達せず、弁理士5等の実務者の取り分が売り上げの30~40%とすると、自分の場合、せいぜい600万程度しか得られませんでした。 ここに書かれている他の方は、年収1千万越えの方も多いですが、たぶん、例外的なケースだと思います。20年以上勤務していて先行者利益があるとか、月10件近く処理しているなど傑出して優秀であるとか、クライアントに恵まれているとか。 同僚で土日なしで年間3000時間くらい働いていて1千万超えているケースはありましたが、そこまで仕事する気力、体力はありませんね~。 あと、論理的思考力が高いからと言って、それが評価してもらえるとは限らないのが恐ろしいところです。 審査官の拒絶理由通知の意図が分からない程度の能力の弁理士はたくさんいて、そんな方がチェック担当の上司だったり、知財部の弁理士だったりすると、悲劇です。 なんか、変な意味で、相手に合わせる能力が必要だったりします。上司だったり、知財部担当者の理解できる程度のレベルの仕事を、ひたすら大量にこなす、ことが有効な感じがします。 |
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