ヤマハ特約店で契約社員として3年。嘱託として2年勤務。その...(ピアノ調律師の本音)

職業 ピアノ調律師
投稿者名 ひいと        投稿日時:2020/03/18 23:48:39
年齢 37歳
年収 900万円以上1000万円未満
給料 4 [4点]
やりがい 5 [5点]
労働時間の短さ 4 [4点]
将来性 4 [4点]
安定性 3 [3点]
ピアノ調律師に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 ヤマハ特約店で契約社員として3年。嘱託として2年勤務。
その間まわってくる調律は月1,2件程度。全く無い月も。
5年の勤務で定期調律は年50件ほど。
これではとてもやっていけないと50件の調律客は会社にお返しし、独立。以後フリーとして活動し12年。
ほぼ無収入からのスタートであった為、3年ほど飲食店のアルバイトとかけ持ち。
ようやく軌道に乗ってきた感があるのはここ3,4年。
現在は月平均60件ほどの定期客に、新規客が月平均10件ほど。新規の内訳はネット申し込み、レスナー紹介、運送屋からの紹介が主。依然右肩上がり。
オーバーホールや中古ピアノの販売も年に数件。
フリー前提で軌道に乗ってしまえばやり甲斐とそれなりの収入を兼ね備えた仕事ですが、今の業界環境でそこに至るまでが中々平坦ではなく
決して誰にでもお勧め出来る仕事ではありません。
個人的に、ピアノを弾ける事は必須のスキルだと思います。
中学でやめたピアノ練習を再開して7,8年になりますが
技術に対する意識に影響するのは勿論、お客様にとって非常にわかりやすい信頼ポイントになりますので。
この職業のここが良い 本当にピアノが好きであれば、年中好きな物に触れていられるだけでも楽しく、やり甲斐もあると思います。
それで収入も兼ねる事が出来たなら、それは最高な事だと思います。

この職業のここが悪い ある程度の収入を望むなら、フリー一択が現状かもしれません。
確かな技術と誠実な姿勢を備えながら、収入面では恵まれない同業者を何人も知っています。
かつては会社からの仕事だけでまわった嘱託は良い仕事環境だったようですが、これからスタートする嘱託にとっては
仕事はまわしてもらえない、自由な営業活動も出来ないという環境が多いかと思います。
楽器店で数年経験を積みながら、新規客を確保出来るルートを複数確保し独立が一つの王道と言えます。
とはいえ最初から安定する訳では無いので、そこに身を投じれるかどうかも一つの資質ですが。
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