小動物(犬猫メイン、ウサギや小鳥などエキゾ動物も含む)診察、内...(獣医師の本音)

職業 獣医師
投稿者名 ねこ好き        投稿日時:2017/04/20 19:23:28
年齢 27歳
年収 400万円以上500万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 4 [4点]
労働時間の短さ 2 [2点]
将来性 3 [3点]
安定性 2 [2点]
獣医師に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 小動物(犬猫メイン、ウサギや小鳥などエキゾ動物も含む)診察、内科治療、外科手術、臨床検査、夜間救急対応、飼い主向けセミナーの講師など
この職業のここが良い 病院の規模によってかなりメリットデメリットは変わる。
自分は、複数の病院を経営する、業界の中では大きめの企業病院で丸3年間勤務した。
獣医師も複数(専門資格持ってる先生も)所属し夜間救急も行っていることから、予防やワクチンなどから大学病院クラスの重症患者、セカンドオピニオン、今にも死にそうな急患まで、幅広い症例が来院する。分からないことがあっても、他の先生に相談できたり、専門医を招いての勉強会や学会参加の補助もあるので、おそらく小さい病院よりは、やる気と体力さえあれば経験を積むことは容易い。

やりがいとしては、とにかく患者さんが治ったとき、治らなかったときも真摯に取り組んでいれば、飼い主さんにありがとうと直接言われること。
パズルを組み立てるように、自分の五感や検査データをフル活用して診断を導き、治療プランをたて、それが思った通りだったときは不謹慎ながらガッツポーズである。
帝王切開で初めて小さな命の誕生を助けたときなどは感動した。
この職業のここが悪い とにかく時間的拘束が長く、休日も一定ではない。夜勤がある場合、生活リズムはめちゃくちゃになり、体調を崩しやすくなる。
緊急のオペが入れば深夜まで、自分の担当患者が急変すれば休日だろうと呼び出しがかかることもある。
長期休暇なんて夢のまた夢、お盆や正月に実家で家族と過ごせたことは、この3年間1回もない。
土日祝休みの一般的なシフトで働いている友達などとは休みが合わなくて疎遠になってしまう。

さらに、どんなに頑張っても動物の死は避けられない、たまに理不尽な理由での安楽死や治療の中断(お金がないから諦めるとか)ことにも直面し、精神的な負担となる。
動物が好きすぎる人には逆に辛いかもしれない。
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