上にも少し書きましたが、朝7時45分に出勤して退勤は午後6時...(小学校教諭の本音)
職業 | 小学校教諭 |
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投稿者名 | じゅんこ 投稿日時:2016/04/07 10:37:43 |
年齢 | 61歳 |
年収 | 700万円以上800万円未満 |
給料 | [2点] |
やりがい | [4点] |
労働時間の短さ | [1点] |
将来性 | [2点] |
安定性 | [4点] |
小学校教諭に対する評価者の属性 | 過去にこの職種で働いていた |
仕事内容の詳細 | 上にも少し書きましたが、朝7時45分に出勤して退勤は午後6時半から7時です。そのあとの仕事は家に持ち帰り、寝るまでの時間または、朝早く起きてからの仕事になります。持ち帰り仕事がなかったときは数えるほどです。人によっては仕事は学校で全部するという方もいますからそういう方は、日付が変わるまで、ということも珍しくありません。 仕事が速い、遅いということもありますが、基本的に仕事はエンドレスです。 朝その日の授業のプリント、教材などの準備をし、学級通信、宿題の印刷をします。8時ごろ教室に行って、教室に入ってくる子どもたちの様子を見ながら連絡帳のチェック、宿題のチェックをします。 子どもによっては、鞄の用意、提出物についての声掛けをします。8時半からの職員打ち合わせで諸連絡を受け、時間割、特別教室使用の変更など職員同士の連絡をします。子どもたちに伝えることをメモして、教室へ戻ります。後は授業5時間から6時間、週に27~28時間、特別支援学級担任になると30時間のときもあります。休み時間は宿題忘れをした子にやらせたり、けんかやもめ事の仲裁、授業中にできなかった課題を見てあげたりします。一緒に遊ぶこともします。次の授業の準備物をそろえたり、お手洗い、喉を潤すためのお茶、水の補給もします。給食も準備、配膳、一緒に食べて子どもたちとの会話を楽しみます。いろんな情報が入ってきますから一緒に食べることは不可欠だと思っています。できるだけ早く終えて、ノート、宿題のチェックをします。放課後は宿題忘れの人を残したり、会議、出張、諸行事の準備があります。さらにその日にクラスでもめ事があったりした場合、家庭訪問や電話連絡をします。家によっては電話がない方や病気でお手紙に返事がかけない方、外出ができない方もおられます。そのご家庭には夜、家庭訪問をすることが多くなります。休日はできるだけ仕事はしないでおこうと思うのですが、週休2日になっても、学級担任をした場合は、たいてい1日か半日は仕事をしています。 学期末、学年末の成績処理、学級費精算報告書作成の時期などは休日も学校に行って仕事をしています。個人情報の保護、パソコンでの仕事が増えたため、持ち帰り仕事ができにくいためです。 長期の休みである夏休みも以前は30日ぐらいありましたが、最近は研修や、日直などで2週間ぐらいになってしまいました。でも、企業に勤めていた夫に比べるとまだましかもしれません。冬休みも10日ぐらいありますが、春休みは学年が変わる時期なのでいろんな書類の提出、教室の掃除などでほぼありません。そのまま超多忙な4月に入ります。 |
この職業のここが良い | 働きながら3人の子育て、企業戦士の夫でほぼ母子家庭でしたが、なんとかなったのは、子育てするために特別休暇があったり、時間短縮ができたことでしょうか。その人にもよりますが、管理職になりたいとかの気持ちがなければ仲間と協力し、子どもたちと一緒に成長できるのが魅力です。いくつになっても、仕事に完成などなかったという感じです。でも、子どもたちの成長に貢献できたかな、と思うと楽しいです。体力さえあればまた担任をしてクラスをまとめたり、学習面で力をつけてあげたいところです。 |
この職業のここが悪い | 何といっても仕事の量が半端なく多いところです。小学校教諭は真面目な方が多いですから与えられた仕事はこなさなくてはと思っています。外から見れば子どもたちに勉強を教えて、クラス経営をすればいい、と思えるかもしれませんが実際はそうではありません。校務分掌によりいろんな校内での仕事があります。運動会、児童会主催の音楽会、大繩大会、校内マラソン大会、委員会、クラブの準備、上から降りてくる書類作成、学級費の精算、給食費を払ってもらえない家庭への連絡、休日にあるサッカー大会、駅伝大会、青少年の主張大会、いろんな団体からおりてくる作品募集への応募、音楽、演劇などの参加などもあります。まずは子どもたちへの教える内容をしっかり把握してわかりやすい授業にしたいのですが、そのための時間がほとんどありません。全教科についてなんてほぼ無理です。教材研究は無限です。指導書を見ながら、経験と児童の実態からスモールステップで教えていきます。経験の浅い先生には厳しいかと思います。いろんな先生がおられますが、クラスの中は他の先生にはほぼわかりませんから、学級王国にしてしまう先生が多いことでしょうか。要するに都合のよくないことは言わない、という方です。いくら頑張っても給料はかわりませんから、手を抜こうと思えばぬけるということもあります。その分他の方にしわ寄せがいってしまうということもあります。 |
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