とにかく日々忙しい。8:15出勤ですが、クラブ活動等の...(小学校教諭の本音)

職業 小学校教諭
投稿者名 tojiko        投稿日時:2010/12/29 21:56:43
年齢 29歳
年収 300万円以上400万円未満
給料 4 [4点]
やりがい 5 [5点]
労働時間の短さ 2 [2点]
将来性 3 [3点]
安定性 4 [4点]
小学校教諭に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 とにかく日々忙しい。
8:15出勤ですが、クラブ活動等の朝練があると、7:30や、それ以前に出勤することもあります。
8:30~      朝の会(担任の場合)
8:45~15:15 授業
15:15~     ほぼ毎日会議…。
会議は、職員会議(行事の打ち合わせなど)
    授業研究会(年2回、自分の授業を公開します)
    児童理解(とくに教育課題のある子どもの報告・相談会)
    学年研(学年での行事・授業の進め方などの話し合いですが、他の会議が多くて実際は時間がとれない)
    教育課程(カリキュラムの見直し)
    研修会(不祥事を起こす教員がいると、その度にとばっちりで研修が入る)

などなど。


会議が17:00頃まで続き、それから自分の仕事をします。(丸付け、ワークシートの添削、次の日の授業の準備など)
だいたい学校を出るのが19:00~23:00。
1日12時間労働は当たり前です。

どうしても次の日の準備ができず、教科書にさらっと目を通しておくだけで授業をしてしまうこともしばしばです。もっと研究して、子どもたちが楽しくて、わかる、夢中になれる授業ができたらいいのになって思います。

この職業のここが良い 何よりもまず子どもが好き。子どもは本当にかわいいです。
どの子もみんな(本当は人間はみんな?)よりよく生きたいのだと感じ、力になりたいと思います。それが働くエネルギーになります。
子どもたちと本当に心を通い合わせることができたとき、とても嬉しいです。感動して泣いてしまうこともあります。他の職業の友達には、仕事で感動できるなんていいねと言われます。

待遇面では…やはり公務員ですから、女性としては安定した収入が見込めます。たまに土日出勤もありますが、基本的には休日も確保されています。

幅広い教科の中で、自分の専門分野の研究ができるところもとてもおもしろいです。(私の場合は音楽や特別活動など)特に大好きな音楽に関わる仕事ができるのは嬉しいです。

職場の人間関係は学校によってさまざまです。どの職業でもそうかもしれませんが、自分の周りの人間関係は自分で作っていくという意識が必要だと思います。

この職業のここが悪い とにかく日々忙しい。たまに心も体も疲れ切ってしまうことがあります。

担任になると、保護者対応も大変です。教師になって6年ですが、学校に保護者からの苦情がなかった年がありません。中には、給食費・教材費の未納、保護者同士のけんかの仲裁等も多く、こんなことまで教師の仕事なんだと思うことがあります。

仕事ができると思われると、次々に重い仕事を任されてしまいます。崩壊しているクラスの担任、研究主任、公務分掌の主任、特別クラブの顧問、研究校への赴任などなど。初めはやりがいを感じていても、たまに、どうして自分ばかり…と感じてしまうことがあります。正直、これ以上の仕事がこないようにできないふりをしてしまうこともあります。公教育なので、いろいろな人がいて、相手を選べない立場なのは大変です。

先生も…人気商売だと感じます。いくら正しいことを言っていても、子どもに届かない人もいます。(初任の先生とか…。)逆に、人間としては?という人でも、子どもや保護者に人気があって、カリスマ的な教師もいます。

いくら頑張ってもお給料が変わることもなく、頑張ったら頑張っただけ大変になり続ける現状があり、自分の生活と折り合いをつけながら働いています。

私は、大学を卒業してすぐに教師になったのですが、何もわからず、いきなり教壇に立たなくてはいけないのは大変でした。1年目の教員に初任者研修等ありますが、とくに役にたつことはありません。教員採用試験に合格したら、自力ですぐに一人前の教員にならなくてはいけないのです。もう少し授業の方法などを勉強できる場があればいいのになと思います。




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