学習、保育、スポーツインストラクター、事務、財務、土方、園芸...(小学校教諭の本音)

職業 小学校教諭
投稿者名 みんなボランティア        投稿日時:2020/08/29 02:44:57
年齢 36歳
年収 600万円以上700万円未満
給料 2 [2点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 2 [2点]
安定性 3 [3点]
小学校教諭に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 学習、保育、スポーツインストラクター、事務、財務、土方、園芸、飼育、保健、カウンセラー、警備、営業・・・つまり何でも屋。
この職業のここが良い 子どもから元気がもらえる。(吸い取られることも多々)
長期休暇にまとまった休暇が取れる。



この職業のここが悪い 社会の奴隷。どんなに多忙と周知されても、世間(ほとんどの保護者も)は興味ない。大変だね、で終わり。

勤務時間は7時間45分で、すべての仕事は時間内で絶対に終わることが前提になっているため、残業代は0。但し、残業時間がかなり少なかった50年以上前に4%の手当がつくようになった。給料25万の若手だったら時給で100~200円ももらえているね。

文科省や委員会は足し算は得意だけど、引き算できる人がいないみたいで、仕事は毎年増えていく。現場で仕事を減らそうと声をあげると、管理職による「行事・部活を減らすと保護者からクレームが・・・、地域の長老たちからクレームが・・・」との妨害に会い、叩き潰される。だから、自分のクラスの仕事で一番仕事量を調整することになる。(丸付けが適当になったり、授業がお粗末になったり・・・)本末転倒。

「子どもたちのために」という殺し文句の威力は絶大で、「仕事を減らす=無気力、使命感がない」と見られる。小学校教員は無料で部活を見させられるけど、無料で習い事を教えるサッカー教室やピアノ教室はあるのかな。

定時に帰る同僚は0。土日出勤はしょっちゅう。仕事量は減らさないが、ノー残業デイは設定される。

子どもの成長、笑顔などのやりがいと日々の多忙さ、ストレスは釣り合わない。大学ではやりがいを餌にして教員を募集していると思うが、なぜ、病気になる教員が毎年何千人もいるのかよく考えよう。解雇されなくても、自分からやめたくなる仕事なので、安定性は3にした。他の人も書いているけど、仕事と心中できるような人か、適当な人でなければ精神病む。

文科省は現場の声を知らない有識者さんに現場が困惑する学習指導要領を作らせ、委員会と教員と子どもが振り回される。

今はまじめな教員たちが人生を犠牲にして、時間をつぎ込んでいるから何とか現場は持っている。教員の希望者が減り、教育現場が壊れ、教員の待遇(仕事量・権威・残業代)が見直されることを期待している。(現状では)自分の子どもに絶対に勧めない仕事。
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