皆さんのいう通り、「何でも屋」である。勤務時間内に終わる仕事...(小学校教諭の本音)

職業 小学校教諭
投稿者名 おすすめはしない仕事        投稿日時:2021/03/15 12:20:10
年齢 25歳
年収 400万円以上500万円未満
給料 3 [3点]
やりがい 4 [4点]
労働時間の短さ 2 [2点]
将来性 2 [2点]
安定性 2 [2点]
小学校教諭に対する評価者の属性 過去にこの職種で働いていた
仕事内容の詳細 皆さんのいう通り、「何でも屋」である。勤務時間内に終わる仕事量ではなく、「残業当たり前」の仕事量。本業である「教育」にかける時間や「学級」にかける時間は後回しで、それらが勤務時間内にできることはほぼない。「好きでやってる扱い」のため、「残業代」という概念はない。
この職業のここが良い 熱意がものすごくあり、教員=天職=趣味だと思える人には最高の仕事だと思う。雇用も安定しており、給与水準も割と高く、毎月安定したお金が入ってくる。また、ボーナスもいい。
※「コスパ」的に言ったら、見合ってる額ではない。だからこそ、「楽しくやってる人」には最高である。
この職業のここが悪い ◉選考方法がおかしい(東京都の場合)
→そもそも「人物重視」を謳っているため、一次試験は「5割」でも受かる人が大勢いる。その中で二次試験は「ランダムで5人」選出された中で、集団面接・個人面接の結果を踏まえ、各グループ内で「A・B・C」と評価が付けられていく。実技試験はない。つまり、「優秀な人の集団」になってしまった場合でも、そこから1人が2人しか合格できない。「無能な集団」でも1人か2人が合格してしまうという「集団運」が強い。そのため、「適性」というより「人間性」の要素が強いため、現場に出た際に「学力低く、大丈夫⁇と思う先生もたくさんいる」という現実。「現場で学んで成長していく」という観点もあるかもしれないが、今の現場は「自分に手いっぱいなことも多い」うえに、「各学級のことは若手だろうがベテランだろうが、直接見てる担任しかわからない」のが現状なので、業務面で助けられるのは「事務作業」しかない。そのため、「精神的にタフ」で「熱意がある人」が多く残っているため、「根性論」なところが多い。「熱意があっても精神が弱い人」は続けていくには厳しい側面もあるのが今の教育現場である。

◉職場環境
→学校現場のほとんどは、「環境が悪い」ところが多い。仕事や教科は増える一方で減ることはない。今では、「変形時間労働制」も言われており、「19時まで定時にする」という「残業隠し」が合法化されようとしている。現場に残ってる人は、「熱意がある」「メンタルが強い」「待遇等を手放すのが怖い」など「これでもいいや」と思ってる人が残ってるため、「去るもの追わず」状態で、「環境を良くしよう」と動く人が煙たがれる世界である。「そういう目に気にしない強さがある」ことも重要な要素かもしれない。


私はHSPであったが、もちろんそれでも頑張ってる人はいらっしゃいますが、HSPにはなかなか続けていくのは厳しい世界かもしれません。
「人間性豊か」「知識豊富」「熱意がある」「メンタル強い」「続けていく覚悟がある」など、どんな仕事よりも1番「適性」が重視される仕事かなと個人的には思います。また、その反面「センス」がものをいう仕事かなとも思います。「努力」も重要ですが、結果がすぐ出るような仕事ではないので、「センスよく忍耐強く楽しめる人」がなるべきだと思います。


大学生で悩んでる人で、「熱意も覚悟もある」という人でも、「いろんな学校現場」を見る機会を作ってほしいと思います。
ただ、「今」教員になるのはおすすめはできません。
この評価が参考になりましたか? 
参考になった人の数:44人中40人

honne.bizでは、小学校教諭の職種に対する本音や、年収・給料などの賃金に関する満足度を集計している情報サイトです。小学校教諭の、就職活動や転職活動、それに関連する資格試験や資格取得などに当サイトをお役立てください。