①本務授業の準備・教材研究、教師としての見識を広める活...(小学校教諭の本音)
職業 | 小学校教諭 |
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投稿者名 | 怒れるおじさん 投稿日時:2014/10/05 05:12:47 |
年齢 | 51歳 |
年収 | 600万円以上700万円未満 |
給料 | [2点] |
やりがい | [1点] |
労働時間の短さ | [3点] |
将来性 | [1点] |
安定性 | [4点] |
小学校教諭に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | ①本務 授業の準備・教材研究、教師としての見識を広める活動、テストの丸付けや作文の直し、ノートを見てやること、学級経営全体を考えること、またそれに資するための勉強を行うこと。 ところが現在の教師には、これをやるための時間や余裕が全くない。保護者対応だけではなく、身内にもストレスの原因は多く、精神的にも追いつめられることが多い。 本務に携わる時間や余裕がなくなった時点で、この仕事には魅力はないと言わざるを得ない。自分が「やりがい」に1点を付けたのは、そういう理由である。 ②余計な仕事やらなくてもいい仕事 山ほど。他の人が詳しい。同年代の先生方の意見に共感する。くだらない仕事が多すぎる。 上は立派な作文を求めてくる。自分たちの仕事は事務処理ではない。子供の発達や成長にかかわる仕事である。そちらの本務のための時間は与えず、机上の書類の作文の立派さだけを求めてくる。そして立派な作文を書いた人間が管理職になっていく。 教育現場は病んでいる、としか言いようがない。 |
この職業のここが良い | やはり安定性、かな。 少なくとも自分が定年までは大丈夫だろう。免許更新もあと1回だけだし。 |
この職業のここが悪い | ①勘違い教師が多すぎる。 教務になった途端に威張りだす奴。教務なんてヒラの延長だろ。それなのに偉そうに出さなくても良いものを出せとか言い始め、一覧表まで作って職員室に張り出す。4月上旬にA3表裏3枚の年間計画と評価基準を一週間以内に出せと言われた時には、さすがにキレかかった。 上から目線の偉そうな態度、人として醜いものを見てしまった気がする。 ②管理職がバカすぎる。 決断できない管理職、いちいち「どうすればいい?」とみんなに聞く。それを判断するのがお前だろうと。威張り散らすバカもいる。年休を取ろうとすると服務整理簿を投げてよこすバカ。あいさつをしても返事を返さないバカ。3mのコード1本を買うのに若衆にネットで値段を延々と調べさせるバカ。「金がない」と言ってホッチキスの芯も一つ買えない無能。挙げたらキリがない。そして管理職は保身に走り、保護者と一体となって担任の指導を問題視する。我々は守ってもらえない。こんなんでやってられるか、という心境だ。 ③自分に酔っている中堅どころ 長期研修に行ったとかどこぞの附属小に行ったとかで威張っているバカもいる。「自分はできる」と思い込んでいる。「指導案の形式は付属小方式で」などと言い始め、自分が気に入らないと何度でも書き直しさせる。教師には研修は義務付けられているが「研究」は「研修」の一部なのであって必須なのではない。そこをはき違えて研究命で周りを振り回す。自分だけが研究オタクになるのはかまわないが、学校全体を振り回すから、迷惑この上ない。 ④バカげた初任者研修制度 民間では採用されてから1か月とか3か月の研修期間があり、それから適性を見たうえで現場配属するのが普通だろう。しっかりした企業であればあるほど、そういうシステムを採っているようだ。 ところが教師は大学出たての若者が全く研修を受けずに4月1日に勤務校に配属され、4月5日には子供たちの前に立つ。翌週には授業参観があって親の前で話をしなければならない。初任者研修が始まるのはそれからで、自分の自治体なんかGW明けからである。しかも講師はもっとかわいそうで、研修を受ける機会さえ与えられていない。そして、講師待遇の人は各学校に2人や3人はいるわけで、教育界全体として何割かの人が全く研修なしに子供たちの前に立っているわけである。 県の連中や管理職はことあるごとに「民間は厳しい」とか「民間を見習え」とかなんとかいうが、この研修制度一つとってみても教師の世界は世間知らずどころか常識がないことがわかる。 ⑤部活は聖域? 自分の地域は、小学校なのに部活動がある。これが勤務時間を無視して行われている。子供の下校時間が教師の退勤時間より遅い。これが市内全域当たり前になっている。もっとひどいのは、夕方外で遊んでいる子供に帰宅を促す音楽が市内一斉に流れるのだが、その時間を無視して部活動をやっている。子供が校門を出るのは暗くなってからである。事件や事故が起きたらどう責任を取るつもりなのだろう。 会議やら打ち合わせを持とうとしても「部活をやる時間が減ってしまう」と若者が文句を言う。学年の打ち合わせなどは若者が部活から戻ってきてから行わざるを得なくなり、結果として勤務時間が延びてしまう。 仕事の優先順位の感覚が我々とは違う・・・・というか、若者がまるで分っていない。そのくせ「おじさん・おばさんは仕事をしない」と文句を言う。そうじゃない、あんたらがやりもしなくていいことをやっているだけだろ、と声を大にして言いたい。小学校学習指導要領のどこにも「部活動」という項目はない。 |
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