他の先生方や上記に書かせていただいた通りです。現文科相の下村...(小学校教諭の本音)

職業 小学校教諭
投稿者名 AYATA        投稿日時:2015/02/04 00:21:20
年齢 27歳
年収 300万円以上400万円未満
給料 1 [1点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 1 [1点]
将来性 4 [4点]
安定性 5 [5点]
小学校教諭に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 他の先生方や上記に書かせていただいた通りです。現文科相の下村大臣も少しは危機感を持っているようですが、このような現状では、日本の教育がよくなるはずがありません。優秀な人材が教職に集まるはずがありません。ひいては日本の国力の低下にもつながる重大な問題では無いでしょうか。どうかこのサイトを見られた一人でも多くの方がこれらの教育現場が抱える問題と真摯に向き合ってくださり、少しでもアクションを起こしてひとつの運動になっていけばと切に願っています。私自身も現在、教師になりたての初心を忘れてしまい、多忙感の中で精神科にも通いながら、転職についても考えています。政治家になって、この教育現場の現状をなんとか変えていきたいとも思いましたが、財力もありません。本当にこれからの日本の教育を憂いつつ、我が身優先で考えてしまっている今日この頃です。
この職業のここが良い 自分の理想としている教育、「子どもたちにこういうことを教えたい、学んでほしい」ということを日々実践できるのは最大のメリットだと思う。

そして何よりも公務員であるが故の安定性。(ただし、超低めの安定)

私の場合はこれだけしかありません。
この職業のここが悪い 【理想と現実のギャップ】
理想に燃えて教職についたはいいものの、他の先生方の書き込みにもあるように、日々の業務量の多さに忙殺され、子どものことをゆっくり考える時間がないため、理想だのなんだの言っている場合ではなく、ただただ目の前のことをこなしているのみ。教育に対する情熱も精神的疲労が蓄積されるにつれて消えていっているのが現状です。

【日常業務量の多さ】
教師は朝出勤し、子どもの健康観察、連絡帳の確認(保護者へのコメント等の記入)、職員朝礼への出席、教室での出欠確認、授業、休憩時間には子どもと遊んであげたりテストの採点をしたりドリルやノートの点検をしたり…、お昼には給食指導、そうじ指導および点検、昼休みも通常の休憩と変わらない仕事、早退児童の家庭への連絡、午後の授業が終わって子どもを返したら、点検しきれなかったドリルやノートやテストの点検および採点、校務分掌の諸会議や職員会議、欠席児童やその日トラブルを起こしたりけんかしたり気になったりした児童の保護者への連絡、教室整備、書類作成、学年での打ち合わせ等々…1日があっという間に過ぎてしまうというのが現状です。はっきりいって、退勤までの間に落ち着いて休憩なんかとれる学校はほとんどありません。一部の不道徳な教師のニュースばかりをマスコミがおもしろおかしく取り上げているせいで「これだから教師は…」というような間違ったイメージで世間は見るかもしれませんが、学校現場はほとんどが真面目に教育という崇高な使命を全うしようとしている人間だということをどうか忘れないでください。日々、ここに書いただけでは収まりきらないような多忙感の中で、必死に現場の教師は頑張っているんです。

【公務員の中でも最低ランクの賃金制度】
一般的に、教師には「教員特別手当(地方自治体により呼称は異なる場合がある)」なるものがあり、市役所などに勤める行政職よりは数%高い基本給が支給されます。ただ、これで全てなのです。行政職は残業代もある程度まともにつき、休日出勤も管理され、代休や手当てが保障されますが、教師は業務の特殊性(どこまでが勤務かの線引きが難しい等々)から、残業代は1円もでません。すべてがサービス残業です。行政職は、選挙の期間ともなると、3-4万稼げたりするそうですが、うらやましい限りです。勤務校の校長によっては、土日に平気で若手教師を駆り出す者もいますが、担任を持っていて平日に代休なんかとれるはずがありません。残念ながら、あまりにも理不尽なことがまかり通っているのも学校現場では当たり前になっているところもあります。

【校務分掌における不公平感】
小学校は中学校・高等学校に比べて女性教諭の割合が圧倒的に高く、私の勤務校では8割が女性です。失礼な言い方になるかもしれませんが、若手や男性はいいように使われます。中学校はまだしっかりとした校務分掌の分担ができていましたが、小学校はどうも「動く」人が少ないように感じます。それでいて年功序列の賃金体系で高い給料をもらう方々…さらには退職後の再任用制度を利用して教師を続け、教師になりたい若者の枠を埋めていく方々…これが現状です。
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