☆詳細を述べる意味があるとは思えない。☆他の人の重複にな...(小学校教諭の本音)

職業 小学校教諭
投稿者名 あべちゃん        投稿日時:2015/02/10 05:19:54
年齢 55歳
年収 500万円以上600万円未満
給料 1 [1点]
やりがい 1 [1点]
労働時間の短さ 2 [2点]
将来性 1 [1点]
安定性 2 [2点]
小学校教諭に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 ☆詳細を述べる意味があるとは思えない。
☆他の人の重複になるかもしれないが、本来的な仕事は「学習指導要領の内容を教えること」だ。ところがこれを準備する時間がない。本務をする時間がなく。雑務ばかりが多い仕事って一体何なんだろうか。
☆ベテラン勢、たまに頑張る人もいるだろうが、たいていは私のように燃え尽きるか悟りを開くか。教育に対する情熱は限りなくゼロに近づき、今はただ生活のために仕事をしている。これまでの疲れやストレスが溜まりにたまり、ポッキリと病気になる人も多い。
若い人たちがこれを読んでいるとしたら、今は若いから耐えられるだけなのだ。と言うことを知ってほしい。あなたたちもいずれは疲れ、情熱を失う日がやってくる。
もしあなたに能力があるのなら、教師ではなく、別の職業に転職することを勧めたい。私はあと5年で定年だからセーフだと思うが、15年以上先には何が待っているか分からない。

☆「教師の指導力向上のために教室に監視カメラを設置、授業ぶりをチェックして給料に反映」なんて時代が来ないように願っている。
この職業のここが良い ☆日本が崩壊していく様子を間近で実感することができる。
☆「下流とは何か」と考えさせてくれる。
☆マスコミで報道されることのない、生活保護家庭の真の生活実態を知ることができる。
☆人生について、悟りを開くことができる。
この職業のここが悪い *皆さん書かれていることはいちいちもっともなことばかりなのですが、私なりに付足しを・・・・と思います。

☆公務員の安定性ですが。
今は安定しています。しかし、日本の借金は約1100兆。これで公務員の給料がこのまま無事に済むとは到底思えません。ネバダレポートが現実化しちゃうんじゃありませんか?
しかも財政破たんした時、教師の場合は目の前に子供がいるから逃げるわけにもいかない。最後の最後まで奴隷のような働き方をさせられる恐れ大です。

☆精神が壊れる職業
他の人々が書いているように、精神が病みます。
例え財政基盤が安定していても、昨今の親から政府からの無理難題、解決なんかできませんよ。真面目にやろうとするほど精神が壊れていく。経済的安定を求めても、人間自体が壊れてしまっては意味がない。
これを防ぐには、とにかく仕事をしないに限る。見ざる言わざる聞かざる。何があっても「ああそうですか」といって何もしないでスルー。
ベテラン勢がどうして仕事をしようとしないか。今の若手が私の年まで無事に働くことができたら、悟れるでしょう。
私もかつては働いていた。今は悟りの境地です。

☆教師同士の人間関係
前の誰かが述べていたように、とにかく建前社会です。うそつきばかり。良く言えば「演技が上手」。
子供たちに「夢を持て」とか「君たちには未来がある」とか。裏を返せば、そう言わなければならないほど、今の時代には夢も未来もないってことです。借金1100兆、少子高齢化が進んで人口減少が続き、福祉は低下し過疎化は進み、数十年後には日本は経済小国になってしまうという。仕事柄「君たちには未来がある」と言うしかないが、言っていて虚しい。もし本気でこれを言う人がいるとすれば、かなりおめでたいと思う。

☆日本の崩壊を間近で眺める
国の偉い人がどんな立派な政策を立てようが、文科省の役人が素晴らしい理想を述べようが、下流地域にやってきてその生活実態を見てみれば理想論が一瞬で吹き飛ぶことがわかる。
生活保護費をパチンコにつぎ込んで校納金は何か月も滞納。そのくせTDLには行き、スマホを持っているという不思議。もちろん学校の勉強なんかやるわけがない。万引きゆすりたかり、これでも小学生かと驚いてしまう。そういう家庭がびっくりするような割合を占めている。
要保護・準要保護なのに高級ワゴン車の新車を買ったとか、沖縄旅行に行ったとかの話も入ってくる。ある生活保護世帯など、子ども手当を入れると月収の手取りは40万にもなるという。この家庭にはガキが10人いるが、どいつもこいつもまともじゃない。将来はきっと税金のお世話になる暮らししかできないだろう。
要するに日本は格差社会が拡大しつつあり、負の拡大生産が続いている。それも指数関数的に拡大しているのではないかと思う。小学校教師をしていると、その負の生活を間近に知ることができるわけだ。
こんな連中をどうにかできるとは、私にはとても思えない。
「学力向上」とか「活用型学力」とかうるさく言われているが、雲の上の話だ。底辺校には無縁の、別世界のこととして聞き流している。


☆搾取に等しい勤務実態
教える側にも金をかけたらどうだろう。
野球やサッカーのチームを強くするには、選手や監督にカネをかけるだろう。しかし教育界にその発想はない。教える人間にカネをかけなければ、優秀な人材は集まらない。ところが、教育界では「教育は国の根幹で大事だ」と言いながら、最も金をかけていないのである。特に教師の給料は最悪だ。

若い人にぜひ知っておいてもらいたい。
法律で勤務時間は決まっており、勤務時間の中に休憩時間を設けることが決まっている。その休憩時間と言うのは、勤務の束縛を受けない性質のものだ。例えば、子供の相手をしたり、子供同士に何かが起きるだろうと教室などに居るとしたら、それは「待機時間」となり、勤務の持続とみなされ、給料が支払わなければならないわけだ。
他のいろんな人が書いているように教師にはほとんど休憩時間と言うものがない。何かしら仕事に追われている。「待機時間」ではなく、実際に勤務の連続となっている。明らかに労基法違反である。
そして給料は待機時間の分はもちろんのこと、残業代も一切なし。これで「教師だから仕方ない」とか「公務員だからいい給料をもらっている」とか「民間はもっと厳しい」とか思うのは、思うこと自体は勝手だが、我々はだまされ、馬鹿にされているということなのだ。
だから仕事など最小限にし、退勤時間を過ぎたらとっとと帰ってしまえば良い。どうせ何時間仕事を頑張ってやろうが、子供の様子なんてその子供の持っているキャパシティー以上になるわけないんだから。これに気づいたベテランは、仕事をやらずに定時で帰るようにしているわけだ。
これを「悟りを開く」と言う。
30数年もやっていれば、「ああこの仕事はムダだな」って分かってくるんですよ。
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