いろいろ仕事の種類は増えてきたとはいえ基本は透析か心臓か呼吸器(臨床工学技士の本音)
職業 | 臨床工学技士 |
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投稿者名 | おそらく透析の仕事なくなる 投稿日時:2025/07/16 18:08:47 |
年齢 | 30歳 |
年収 | 400万円以上500万円未満 |
給料 | ![]() |
やりがい | ![]() |
労働時間の短さ | ![]() |
将来性 | ![]() |
安定性 | ![]() |
臨床工学技士に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | いろいろ仕事の種類は増えてきたとはいえ基本は透析か心臓か呼吸器 |
この職業のここが良い | ふつうに生活はできる けれども、下に書きますが現在も大半の技士が専従している慢性維持透析が、将来的に血液透析から腹膜透析に変わる可能性が極めて高い。 そして腹膜透析では臨床工学技士の出番はないんだけど、余った臨床工学技士どうするんだ? 腹膜透析の進化がすごいです! 下に腹膜透析の進化について書きます |
この職業のここが悪い | 腹膜透析の進化がすごいです。 詳しくはYouTubeの「おうちで透析」というチャンネル内である先生が腹膜透析について説明してくださっているのでそちらをご覧いただけたらと思うのですが 技術の進化により腹膜透析の欠点である「感染による腹膜炎」と「(透析液の成分による)長期治療による腹膜硬化症」が事実上起こらなくなり、おそらくは寿命が来るまで腹膜透析を継続することができるようになったそうです! ●感染による腹膜炎 腹膜透析用の透析液を出し入れする際の接続を、専用の装置(紫外線を照射しながら接続する)を使用して行うためコンタミネーション(菌の混入)が起きる可能性が極めて低くなり、それに伴い腹膜炎の頻度は激減、というかほぼなくなった。 ●(透析液の成分による)長期治療による腹膜硬化症 腹膜硬化症を引き起こす透析液中の成分は主に「糖と乳酸」だそうなのですが、「糖と乳酸」が入っていない腹膜透析用の透析液が開発されたので事実上腹膜硬化症は発生しなくなった。 昔の腹膜透析に対する印象は「すぐ腹膜炎起きてダメになる」「何年も続けられる治療ではない」という感じだと思いますし私自身勉強不足でそういった印象でしたが、今は寿命いっぱい腹膜透析でいけるみたいです! これはもう(慢性期の)血液透析はなくなるんじゃないでしょうか。 患者さんの立場からも週3日通院、1日4時間の治療を受けるのは本当に大変なことだし、お金の面からも慢性維持透析としておこなう血液透析治療がどれだけ医療費を食い潰しているのかなんてわかりきったことなので透析治療の在り方は大きく変わる可能性が高いと個人的に思っています。 というか変えるべきです。患者さんの立場からも国民の立場からも。 ですがそのときにきっと多くの臨床工学技士が職を失うことになると思うので、少なくとも今学生の方は臨床工学技士だけはやめておいた方がいいと思います。 透析以外にも様々な業務が増えてはきましたがそれでも透析のみに従事している臨床工学技士はかなりの数いらっしゃいます。 インターネットで検索すれば「臨床工学技士の業務実態報告」なんていうのもあるので、これを見ればどれくらいの割合の技士が透析で飯を食っているのか想像できると思います。 そしてその飯の種はおそらくなくなります。 |
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