ありとあらゆる仕事。一応、自分が経験した、とても教師の仕事と...(小学校教諭の本音)
職業 | 小学校教諭 |
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投稿者名 | GG 投稿日時:2023/02/08 15:01:01 |
年齢 | 58歳 |
年収 | 500万円以上600万円未満 |
給料 | [2点] |
やりがい | [1点] |
労働時間の短さ | [1点] |
将来性 | [2点] |
安定性 | [3点] |
小学校教諭に対する評価者の属性 | 現在この職種で働いている |
仕事内容の詳細 | ありとあらゆる仕事。一応、自分が経験した、とても教師の仕事とは思えないものを列挙しておく。 ・学校周辺の猫の轢死体の始末。 ・公園の人糞の処理。 ・交通整理。 (市が処理してくれないため学校でやれと地域の人の強烈なクレームがあって対応) ・夜11時半の張り込み。(恐喝の被害にあっているという児童がいたが警察が対応してくれないため担任ら複数が張り込みをし現場を押さえた。その時は取り調べまでした) ・放射能除去(福島原発事故後、業者処理の処理が遅れたために学校で対応、除去の土には約8万ベクレルの放射能があったと記憶) ・地域の募金活動の集金(学区の町会の集金業務が滞り町会長が学校で何とかならないかと泣きつき市役所からも催促され担任が身代わりになって集金業務を行った) ・地域行事の強制動員(町おこしとか地域の運動会とか絶対に狩り出される) ・いろいろなスポーツの審判(やってもいないスポーツでも「先生なんだから」と審判をさせられる。もちろん無報酬で) ・左系の集会の動員(「勉強になるから」と声をかけられうっかり参加するとそれが左の集会だったりする) ・左官、ブルやユンボの運転(卒業制作でやらされた) こうしてみると汚物や嘔吐物などの処理は日常茶飯事で給食や教材費の集金とか家出の捜索とかが当たり前のように思えてくる。そういう感覚は異常だと思うが、結局地域住民やマスコミや専門家がいろいろなことを言い無責任に学校にあらゆることを押し付けた結果こうなった。 「働き方改革」とか言っているが、今後も学校の仕事は増えることはあっても減ることはないと思う。 |
この職業のここが良い | 思い切り前向きにとらえると、大人に比べると子どもは純真と言えるかもしれない。思ったことをすぐ口に出してグサッとすることも平気で言うが。 冬休みは民間より少しだけ長い。 名目上の福利厚生は充実している。 女性は産休・育休は取りやすいし復帰しやすい。あくまでも他の仕事と比べれば、の話だが。 |
この職業のここが悪い | 昔はそれなりに情熱があったが、今は子どもにも親にも疲れてしまった。腫れ物にでも触るように接しなければならない。ちょっとした一言が問題化し、すぐにクレームが来る。 「子どものために」という悪魔の言葉を使えばどんなブラック労働でも許される。典型的なやりがい搾取産業。 超建前社会。俳優顔負けの演技社会。どんなにつまらない研修でも「勉強になった」「明日からの実戦に生かしたい」など心にもない感想を述べ、あるいは書き、それを信じ込ませる。 北朝鮮のような思想統制がある。文科省とか自治体教委からの通達には絶対で逆らうことは許されない。「自由に意見を述べていい」とか信じて自分の考えを言うと徹底してマークされ、申し送られ、20年後もレッテルを張られたままだ。誰かを焚きつけて意見を言わせ、自分は知らん顔をするのが常識。職員会議は空気が支配し結論は決まっており、意見を述べる場ではない。決定事項を伝える場だ。しかし時々末端の どうでもいいこと(たとえば卒業式の体育館の入り口に飾る花は何がいいかとか)をほじくり返すバカが居て30分でも1時間でも延々と議論することがある。 出張・・・といっても民間会社の出張とは程遠い無駄な慣習がある。校務分掌ごとあるいは自治体主催の世間体向け「やってますよ」というアリバイ作りの招集会議だ。各学校の実情を持ち寄って意見交換をするとか偉い人の話を聞くとかだが、誰も他の学校のことなど気にかけないし偉い人の話なんか机上の空論で時間の無駄になるだけ。しかしその時はうんうんとうなずきながらメモを取る。何か勉強になったという顔をしておく。最近はそれがzoomになったが、「zoomで出来るから」と無駄な会議が増えた気がする。 「研修」という名の無駄な仕事がある。授業研究とか研究発表とか。研究発表は、とにかく嘘で塗り固められている。「こんな成果があった」とか「子どもがこのように成長した」とか。そんなウソがもう40年も続いている。それが本当なら日本は驚くべき発展をしていたはずだ。 |
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