研究:50~60%授業・授業準備:30~40%その他...(大学教員の本音)

職業 大学教員
投稿者名 有名私大助教(期限無し)        投稿日時:2020/05/30 14:39:41
年齢 30歳
年収 700万円以上800万円未満
給料 4 [4点]
やりがい 4 [4点]
労働時間の短さ 4 [4点]
将来性 5 [5点]
安定性 5 [5点]
大学教員に対する評価者の属性 現在この職種で働いている
仕事内容の詳細 研究:50~60%
授業・授業準備:30~40%
その他の雑用:10~20%

研究は、もちろん自分の学術的探求心を追究する行為である。同僚にはこれを「趣味です」と言う人も居て、まあそうだとも思うが、仕事でもある。
大学が仕事として位置づけてもいるし、科研費に採択されているという意味では、学振も、私の研究を所属大学での仕事として位置づけている。
授業は、私の論文とは殆ど無関係だが、概論レベルの話を講義でやったり、学生主体のゼミをやったりしている。学生の学力偏差値はかなり高い、とされていて、その分の真面目さ、能力を発揮してくれる分、授業はやりやすく、やりがいもある。
この職業のここが良い 前職は大学とは違った研究機関だった。そこと比べて言えば…
・給料は高い。数ある大学の中で最高水準だと思う。なんでもちょっと高めのものが買えるし、家を買おうとか、将来構想も広がった。それでも上記の「給料」で4点に抑えたのは、人間の果てしない欲望から(もっと貰えたらさらに構想も膨らむので…)。
・仕事量が少ない。前の職場が雑用だらけだったせいかもしれないが、雑用が殆ど無いと感じる。やるのは授業の準備、採点と、ちょっとした学部内運営のみ。平日のうち丸々二日はフリーである。これで一般人の倍近い給料をもらっていることになる。そういうことを考えると、何だか笑えてくる。
・優雅だと思う。キャンパスはきれいに管理されている。服装は自由だから、ファッションも楽しめる。
・世間が研究者と見なし、羨ましがってくれる。正直、うれしい。
この職業のここが悪い 無理やり挙げるなら…
・学生は教員に対して理不尽な批判的感情を持っているケースが少なくない。直接対面するときや、メールでやりとりしているときは丁寧で好印象なのだが、twitterを見ると、そういう学生ばかりではない。取るに足りないことだが、やはり残念に感じる。“金を払っている側”“消費者”としての意識が強すぎて、過大なサービスを求めている様子を見ていると、将来はブラックリスト入りのクレーマーになるんじゃないかと心配になってくる。
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